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ようこそ、世界一おいしいチョコレート工場へ――「チャーリーとチョコレート工場」新作DVD情報

興収50億円(見込み)と予想以上の大ヒットを記録した話題作が早くもDVD化決定。児童書が原作といっても、そこはティム・バートン監督ですから。子供だけのものにしておくのはもったいない。ビター・ブラックな味わいのファンタジーを召し上がれ。

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チャーリーとチョコレート工場 特別版【初回限定豪華BOX付】

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 全世界で32ヶ国語に翻訳され、1500万部を売り上げるロングセラー児童書「チョコレート工場の秘密」を、1971年の「夢のチョコレート工場」に続いて2度目の映画化。ティム・バートン監督とジョニー・デップの黄金コンビが放つ大ヒット・ファンタジー。

 貧しいながらも幸せに暮している少年チャーリー。彼の家のそばには、世界一おいしいチョコレートを出荷し、子供たちを虜にしているチョコレート工場があった。ここ15年間、工場には従業員が出入りしておらず、その内部は秘密のベールに包まれていた。そんなある日、工場の経営者ウィリー・ウォンカ氏が「全商品のうちに5枚だけ入っているゴールデン・チケットを引き当てた5人の子供たちとその保護者を工場内へ案内する」と異例の声明を発表した。1年に1度しかチョコレートを買えないチャーリーは幸運を射止め、祖父と工場へと招かれる。食いしん坊のオーガスタ、超ワガママなベルーカ、何でも1等にならないと気がすまないバイオレット、冷めた天才児マイクら一筋縄ではいかない子供たちと一緒に工場の扉を開くと、そこは見たこともない摩訶不思議な世界が広がっていた!

 誰もが気になるチョコレート工場内は、ミント風味の砂糖でできた草原に、チョコレートの川と滝、砂糖菓子のボートなど、幼い頃に夢見た“お菓子の家”そのもの。お菓子以外にも、上下左右、斜めにも動く総ガラス張りのエレベーターなど、遊び心溢れるミラクル・ワールドは目を見張るばかりだ。でも何が一番印象的かといったら、工場で働くウンパ・ルンパ族の奇妙な踊りと歌。このシュールさをどう表現したらいいものか。とにかく一度見たら絶対に忘れられないようなインパクト!!

 「シザーハンズ」「エド・ウッド」「スリーピー・ホロウ」に続き、4度目のタッグを組んだティム・バートン監督と主演のジョニー・デップ。原色に彩られたポップな空間、イマジネーション溢れるビジュアル、毒気たっぷりのストーリー。原作は子供向けながらも、バートンならではの味付けで、大人も楽しめるファンタジーに仕上がっている。それにしても、ジョニー・デップはティム・バートンと組んだときが一番輝いてみえる。おかっぱ頭にシルクハット、白塗りの厚化粧という一風変わったウォンカ役が彼にはピッタリだ。チャーリー役のフレディー・ハイモアは、「ネバーランド」で共演していたジョニー・デップがティム・バートンに推薦した逸材。音楽はバートン作品には欠かせないダニー・エルフマンが担当、これで11回目のコラボレーションとなる。

 特別版はメイキングや4種類のゲームなど約74分に及ぶ特典ディスクが付いた2枚組。1枚組の通常版(2980円)も同時リリース。ちなみにジーン・ワイルダー主演の71年度版「夢のチョコレート工場」も発売中。

 久々にティム・バートンワールド全開で、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさに釘付け。甘くて、ほろ苦く、ラストはホロリとしょっぱさも。このチョコレートの味を覚えたらやみつきですよ。

関連サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/movies/chocolatefactory/(公式サイト)

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