Real、RhapsodyサービスをWebで提供
Web版のRhapsodyサービスβ版はMacとLinuxでも利用でき、大手レーベルの楽曲を1カ月につき25曲まで無料でストリーミング再生できる。ただし、米国限定。
米RealNetworksは12月5日、Web版の音楽サービス「Rhapsody.com」のβ版を公開した。ジュークボックスソフトをダウンロードしなくても利用でき、初めてMacとLinuxにも対応した。このサービスは米国内に限定されている。
Rhapsody.comでは主要レーベルが提供する楽曲やアルバム約140万曲のカタログの中から、1カ月につき25曲まで無料でストリーミング再生できる。利用するにはユーザー登録が必要だが、クレジットカードの登録は不要。音楽業界にはユーザーが再生した楽曲の数に応じて対価が支払われる。
ブラウザはInternet Explorer(IE)、Mozilla Firefox、Safariに対応。音楽のほか、CMなしのラジオ局も25局以内で好きなだけ聴くことができる。
有料サービスのRhapsody Unlimited(月額9.99ドル)、携帯向けのRhapsody To Go(同14.99ドル)に加入していれば、Rhapsody.comから自分のアカウントにアクセスして無制限で音楽を聞くことが可能。
RealNetworksでは同時に、サードパーティーのWebサイトにRhapsodyサービスを統合できる新プログラム「Rhapsody Web Services」を発表した。CATV会社のComcast、MicrosoftのMSN、大手ポップカルチャーサイトのRollingStone.comが採用を表明している。
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