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第38回 デジタル一眼レフとコンパクトデジカメの関係今日から始めるデジカメ撮影術(6/6 ページ)

コンパクトデジカメを使っていた人がデジタル一眼レフを手にするとその違いにかなり驚くだろう。今回は、はじめてデジタル一眼レフを使うときの注意点などをお伝えしよう。

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 もうひとつは感度。デジタル一眼レフの方がもう圧倒的に高感度で、高感度時の画質もいい。

 コンパクトデジカメはだいたいISO400までだが、ISO400まで上げちゃうとどうしても画質が落ちる。特に人肌はざらつくとすごく目に付いてしまう。普段使うのは(高感度に強いモデルを除けば)ISO200までかなという感じだ。

 デジタル一眼レフなら(もちろん機種にもよるが)ISO400は余裕。ISO800でも普通に使える。ISO1600まで上げるとちょっと画質の低下が目立つかなという程度。

 感度を高くできればその分シャッタースピードを上げられるのでその分暗いところでもフラッシュ無しの撮影が可能というわけだ。


デジタル一眼レフのISO800で撮影

 拡大すると


デジタル一眼レフのISO800

800万画素コンパクトのISO400

 800万画素コンパクトのISO400はかなりノイズが浮いているが、デジタル一眼レフはその2倍のISO800で撮っても結構滑らかなのだ。

 だからブレそうになったら積極的にISO感度を上げて対処しよう。


愛・地球博にて、暗いパビリオンでもISO1600まで上げて撮影できるのは一眼レフならでは

京都の老舗でおいしい親子丼。暗いお店だったがISO800に感度を上げて撮影。それでも十分美味しそうに撮れた

これはISO1600。夜の住宅街の狭い道路で野良猫を撮影。住宅街で街灯も暗かったがあまり画像も荒れずにきれいに撮れたのはさすが

 年末年始は写真を撮る機会も増えるはず。ちょっと重くてかさばるけれども、一眼レフはうまくはまればワンランク上の、すごくカッコいい写真を撮ることができる。ぜひ挑戦をしてください。

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