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ヘッドフォンアンプ高音質化作戦〜Stage1「オペアンプ交換」:大人の冬休み電子工作(4/4 ページ)
多忙な大人の短い冬休み、手軽に短期間で楽しめる電子工作を紹介しよう。テーマは「PCと組み合わせる、安価だが音の良いヘッドフォンアンプ」。既製品の流用で手間を減らしつつ、好みの音に仕上げていきたい。Stage1では保証範囲内の改造「オペアンプ交換」だ。
そしてStage2へ
使用したACアダプタは特にオーディオ用というわけではなく、Stage 2用の部品を買いに行ったついでに立ち寄った秋葉原の秋月電子で購入した汎用品である。
しかし交換することで、少なくとも低域から中低域にかけての力感がグッと増してきた。膨張感は抑えられたまま、低音の立ち上がりが力強くドスっと響いてくる。コレコレ。コレですよ。
もっとも相変わらず中高域から上のクセは取りきれない。ACアダプタの変更により、その程度や傾向は若干変化するが、基本的な音の印象は同じだ。しかし、PCに接続してヘッドフォンアンプとして使うとなると、主な用途はBGM。リラックスできる音を目指したいところ。
しかしここから先は、本格的な改造の世界。ということで、なるべく簡単な改造で音質を好みの方向に変えていくため、部品交換や追加を含めた改造……Stage 2へと歩を進めることにした。
とりあえず、部品を購入し、振動や輻射波対策を施しながら傾向を見つつエージングを進めているところ。部品をオーディオグレードにする事でも、もちろん音は変化するが、むしろ振動対策の方が音質への影響は大きいようだ。もちろん、電源の改善もS/N感の向上には不可欠。
果たしてその結果は? エージングと調整が済み次第、追ってお伝えしたい。
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