マランツ、上位機の特徴を引き継いだプリメインアンプなど
マランツはプリメインアンプ「PM6001」とアナログターンテーブル「TT8001」を3月より販売開始する。いずれも上級機の特徴を引き継ぎながら価格を抑えたベーシックモデルと位置づけられている。
マランツコンシューマーマーケティングは1月20日、プリメインアンプ「PM6001」とアナログターンテーブル「TT8001」を3月より販売開始すると発表した。価格はPM6001が4万7250円、TT8001が12万6000円。
PM6001はプリメインアンプの上級機「PM8001」とまったく同じプリアンプブロックとパワーアンプブロックを採用、基本的な回路構造なども踏襲しながら高いコストパフォーマンスを実現したモデル。
PM8001と同じく、整流/平滑回路をパワートランジスタと同一基板に配置するというレイアウトを採用することで信号経路の最短化とパターン幅の極太化を可能とした。電源部のブロックコンデンサには特注のカスタムタイプで、ボリューム/パワーアンプには電流帰還型回路を搭載している。
コントロールアンプやパワーアンプとしても利用可能なプリアウト/メインイン端子のほか、独WBT製スピーカーターミナルやMMカートリッジに対応したフォノイコライザー回路を搭載しており、アナログレコードも楽しめる。
定格出力は70ワット×2(4オーム負荷)。サイズは440(幅)×126.5(高さ)×364(奥行き)ミリ、8.6キロ。製品の音量調節や入力切りかえのほか、同社製CDプレーヤーやチューナーなどの基本操作が可能なワイヤレスリモコンが付属する。
TT8001は上級機「TT-15S1」をイメージさせるアクリルプレートシャーシに、直径60ミリのアルミ無垢材インシュレーターを採用。ベーシッククラスのモデルと位置づけられているが、シンプルながらも個性的なデザインと優れた振動減衰特性を手に入れている。
アルミダイキャスト製のターンテーブルは直径331ミリ。ハイトルクモーターを採用することにとって、0.3秒以内に規定回転に到達するほか、エレクトロブレーキによる俊敏なブレーキングを実現した。トーンアームは直付けタイプで接続端子には金メッキが用いられている。フォノカートリッジはスタントン社の「681EEE MkIII」が標準で付属する。
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