レビュー
カメラからネットへ、無線LANはこんなに便利――コダック「EasyShare-One」:レビュー(3/5 ページ)
日本以外では高いシェアを誇るKodakのデジカメ。日本で売られていないが非常に魅力的な製品が「EasyShare-One」だ。無線LANとインターネットを使った画像共有、というデジカメの新たな可能性を探るため、アメリカ現地でEasyShare-Oneをレビューしてみた。
このEasyShare-Oneが4メガピクセル機というのが、ここで生きてくる。最近の高級コンパクトやデジタル一眼みたいに、8メガだ10メガだということになってくると、画像の転送に時間がかかってしょうがない。あくまでデジカメなので、カメラが使えない転送時間はできるだけ短い方がいい。
だから4メガなのだ。転送に時間がかかってもいいから高画素で、という要求もあるだろうし、このあたりはユーザーの評価も分かれるかもしれないが、個人的にはKodakの判断はアリだと思う。プリントアウトなんて、L判以外はしない人がほとんどなのだから、4メガピクセルで十分だ。それより、さっさと転送が終わってくれた方がうれしい。
他社のワイヤレスLANだと、PCとワイヤレスで接続して画像を転送するとか、プリンタで印刷とかで話は終わりだが、EasyShare-Oneの本領はネット接続で発揮される。それがKodakの提供する「EasyShare Gallery」だ。
これはいわゆるオンラインアルバムで、写真を知人に見せたり、そこからオンラインプリントを注文したり、一般的なサービスも受けられるが、EasyShare-OneにURLとID/パスワードを登録しておけば、簡単な操作でデジカメから写真をアップロードできる。
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