富士写真フイルム、第5世代スーパーCCDハニカム搭載の低価格機「FinePix A500」
富士写真フイルムは、「スーパーCCD ハニカム V HR」を搭載したコンパクトデジカメ「FinePix A500」を発表した。2月下旬に発売する予定で、価格はオープン。店頭では2万円前後になる見込みだ。
富士写真フイルムは1月26日、「スーパーCCD ハニカム V HR」を搭載したコンパクトデジカメ「FinePix A500」を発表した。2月下旬に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では2万円前後になる見込みだ。
「スーパーCCD ハニカム V HR」は、フォトダイオード配列を45度回転させ、受光面積の大きい八角形にすることで解像度・感度・ダイナミックレンジなどを向上させた独自開発「スーパーCCD ハニカム」の第5世代。微細化技術により、1/2.5型で有効画素数512万画素を実現した。記録画素数は、最大2592×1944ピクセルだ(504万画素相当)。
フジノンレンズの光学式3倍ズームを採用。焦点距離は35ミリ判換算で38〜114ミリ相当となる。撮影感度はAUTO、ISO100、ISO200、ISO400。撮影モードには、AUTOのほか4種類のシーンポジション(人物/風景/スポーツ/夜景)を用意した。また、10フレーム/秒の動画撮影機能もある(AVI形式、MotionJPEG、音声なし)。記録メディアは、xD-Picture Card。別途12Mバイトのメモリーを内蔵している。
電源はニッケル水素電池もしくは単三形アルカリ乾電池。ニッケル水素電池の場合、約400枚を撮影できる(CIPA規格準拠)。外形寸法は、93(幅)×60(奥行き)×27.5(奥行き)ミリ。重量は、電池やxD-Picture Cardを含めて約174グラムとなる。
製品パッケージには、画像閲覧ソフト「FinePixViewer S Ver.1.0」、PC接続用のUSBケーブル、ストラップ、TVなどに出力するための専用ビデオケーブルが同梱されている。なお、2月下旬には「FinePix A500」専用のソフトケース「SC-FXA04」をリリースる予定だ。価格は2500円。
関連記事
- 一眼より実用的な“ネオ一眼”――FinePix S9000
富士写真フイルムの「FinePix S9000」は、実用的な28〜300ミリ相当の光学ズームレンズを搭載した、一眼っぽいデザインと操作性のハイエンドデジカメ。レンズ一体型の「ネオ一眼」は、デジタル一眼レフとどう違うのか、じっくり見てみよう。 - 512万画素&光学10倍ズームで5万円前後、富士写真フイルム「FinePix S5200」
富士写真フイルムは7月28日、有効512万画素のスーパーCCDハニカムと光学10倍ズームレンズを搭載したデジタル一眼レフカメラ「FinePix S5200」を発表した。9月発売予定で価格はオープン。店頭では5万円前後になる見込みだ。 - 富士写、超高感度モデルや薄型など新FinePix
富士写真フイルムが、コンパクトデジタルカメラ“FinePix”新製品を発表。ISO1600撮影を可能にした6メガ・3倍ズーム機「F10」、薄型ボディに光学3倍ズーム搭載の屈曲光学式「Z1」、エントリーモデルの「A350」「A345」の計4機種。 - ボーナスで狙いたい、2005年秋冬版“コンパクトデジカメ”購入のポイント
会社員の皆様はそろそろ冬ボーナスの季節。今回は年末年始の旅行や帰省時に活用したいという人のための、“冬ボ”で狙いたい「ポケットに簡単に入れて持ち運べる」最新コンパクトデジカメを探してみた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.