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ビクター、ハイビジョン対応のAVセレクター「JX-D800」発表

日本ビクターはAVセレクターの新製品「JX-D800」を3月上旬に発売する。D4映像×5を含む6系統の映像入力端子を装備。AV機器6台までの接続切替と3台までの同時出力が可能だ。

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 日本ビクターは2月9日、AVセレクターの新製品「JX-D800」を発表した。薄型テレビやデジタルチューナー搭載DVDレコーダーなどハイビジョン機器の増加に対応するもの。最大6台のAV機器接続切替が可能だ。3月上旬発売予定で価格はオープン。店頭では8万円前後で販売される見込み。

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「JX-D800」

 入力端子は、D4映像×5やコンポーネント×1を含む6系統。このうち、D4入力×1とS端子/コンポジット(各1)を前面ドア内に配置し、ビデオカメラやゲーム機の接続にも配慮した。

 出力は4系統で、このほかに入力信号をテレビやプロジェクターなど最大3台の受像機へ出力できるモニター出力端子を備えている。モニター出力はD4映像×4やコンポーネント×1など。30MHzアンプを搭載し、分配時の映像劣化を抑えるという。

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 ダビング機能も多彩だ。1台の機器への入力映像を最大5台の機器に出力するマルチダビングが可能。また、2台の異なる機器の映像を並行して別々にダビングできるパラレルダビングをサポートしている。

 さらにコンポジット/S映像信号をD1映像信号に変換するD端子映像変換回路を搭載。テレビやディスプレイのD端子入力に接続したまま、コンポジット/S端子しか持たない機器の映像ソースを楽しむことができる。4Mbitメモリを内蔵した3次元Y/C分離回路により、ドット妨害や色のにじみ、色ダレを防ぐという。

 フロントディスプレイには、選択中の入力端子や信号フォーマットの情報を表示可能。入出力の状態を容易に把握できる。このほか、ダビング中の誤操作を防ぐダビングロック機能、ケーブル接続をサポートする天版の「背面端子レイアウト表示」など、使い勝手にも配慮した。

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フロントディスプレイには、選択中の入力端子や信号フォーマットの情報を表示
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天版の「背面端子レイアウト表示」

 主な仕様は下記の通り。

製品名 JX-D800
入力 6系統(D4×5、コンポーネント×1、S映像×6、コンポジット×3、光デジタル音声×4、音声L/R×6)
出力 4系統(S映像×4、音声L/R×4)
モニター出力(D4×2、コンポーネント×1、S映像×1、光デジタル音声×2、音声L/R×3
外形寸法 435(幅)×267(奥行き)×104(高さ)ミリ
重量 3.5キロ
付属品 ワイヤレスリモコン、単三形乾電池×2本
価格 オープンプライス(実売想定価格は)

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