開幕迫る、アジア最大規模のフォトイメージング展示会「PIE2006」
カメラ映像工業会らは、アジア最大規模のフォトイメージングの展示会「フォト イメージング エキスポ 2006」(PIE2006)の開催概要を発表した。17カ国から150以上の企業が出展し、各種セミナーなども盛んに行われる
カメラ映像工業会、写真感光材料工業会、日本カラーラボ協会、日本写真映像用品工業会は2月9日、フォトイメージングの分野でアジア最大の展示会となる「フォト イメージング エキスポ 2006」(PIE2006)の開催概要を発表した。
日本カラーラボ協会、専務理事の尾花経久氏。「デジタル化に際してイメージング業界の構造が変化している。しかし、感動を記録するという写真文化は不滅。新ビジネスを模索する場所、良い写真に触れる場所としてPIEを活用してもらいたい」
昨年のPIE2005ではデジカメ主要メーカーが勢ぞろいして最新機種の競演が繰り広げられた。今年のPIE2006は17カ国150社以上の出展企業による最新製品展示だけではなく、東京大学名誉教授 養老孟司氏らによる基調講演や、各種のセミナーも開催される。セミナーはビジネス向けのほか、一般コンシューマー向けの実践的なテクニックを紹介するものも多く、撮影テクニックからプリント/保管方法まで多岐にわたる30以上のセッションが用意されている。
会場には「写真・映像文化のこれからを展望できる」というテーマパークが設けられ、来場者は月尾嘉男氏プロデュースの「フューチャーパーク」、テラウチマサト氏プロデュースの「ニュージェネレーションパーク」などを自由に閲覧できる。「キッズ&ファミリーパーク」ではピンホールカメラを利用して、撮影から現像までを体験できるイベントも行われる。
特別展示コーナーでは「35ミリ判カメラの源流〜ライカ〜」と題されたクラシックカメラの展示が行われるほか、欧州最大のフォトコンテスト「Blende」に出展された作品も展示される。
PIE2006の開催期間は3月23日〜26日で、場所は東京ビッグサイト。入場料は当日が1000円、学生及び前売りが750円。基調講演や各種セミナーの参加については、PIE2006 Webサイトからの事前申し込みが必要となっている。
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