デノン、高級機の特徴を備えたCDプレーヤー/レコードプレーヤー
デノンは高級機の特徴を受け継いだCDプレーヤーの入門機 「DCD-755AE」と、フルオートのレコードプレーヤー「DP-300F」を3月中旬より販売開始する。
デノンは2月17日、エントリーモデルながらも高級機の特徴を受け継ぎ、コストパフォーマンスに優れるCDプレーヤー「DCD-755AE」とフルオートのレコードプレーヤー「DP-300F」を3月中旬より販売開始すると発表した。価格はいずれも4万5150円。
DCD-755AEは高級機「DCD-SA1」にも採用されている、独自のアナログ波形再現技術「AL24 Processing」を搭載したCDプレーヤー。AL24 Processingによるビット拡張によって、低レベル再生時の再現能力を高めている。D/Aコンバーターも24bitタイプが搭載されている。
ボディのバランスを考慮し、CDドライブを本体中央に配置したほか、シャーシとドライブの中間にはボトムシャーシの剛性を高めるブラケットを追加した。「低インピーダンス化を実現する回路パターン」(同社)を実装したほか、金メッキ端子や材料を見直したACケーブルなどを使用し、音質の向上を果たしている。本体サイズは434(幅)×107(高さ)×279(奥行き)ミリ、4キロ。
DP-300Fも入門機と位置づけられながらも、4ミリ厚の形成材で構成されたキャビネットとアルミダイカストターンテーブルを採用、高い質感を持っているレコードプレーヤー。ターンテーブルシートも5ミリと肉厚だ。
レコードサイズを選択すると自動的にアームが移動して再生が開始され、再生が終了するとアームが戻るフルオートシステムだが、アームリフターも用意されており、マニュアルでの操作も可能。カートリッジ交換式のストレートトーンアームは、アンチスケーティングやゼロバランス調整も容易だ。本体サイズは434(幅)×119(高さ)×360(奥行き)ミリ、5.5キロ。
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