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カードデジカメにも無線LAN、ニコン「COOLPIX S5」「COOLPIX S6」

ニコンは6メガCCDを搭載したカードデジカメ「COOLPIX S5」「COOLPIX S6」を2月24日より販売開始する。カードタイプながらも曲線を活用したモデルで、S6には無線LAN機能も搭載する。

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 ニコンは2月21日、コンパクトデジカメ「COOLPIX」の新製品として、6メガのCCDを搭載したカードタイプ「COOLPIX S5」「COOLPIX S6」を2月24日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格はS5が4万円台半ば、S6が5万円前後の見込み。

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「COOLPIX S5」。カラーは写真のグロスシルバーのほか、グロスホワイト、グロスレッドの3色が用意される

 両製品はカードタイプながらも直線的なフォルムではなく、グリップ部分が緩やかな曲線を描く「Wave Surface Design」(ウェーブサーフェスデザイン)を採用、持ちやすさとデザイン性を両立した。基本的な機能は両モデル共通だが、COOLPIX S6は「COOLPIX P3」などと同様に802.11b/gによる無線LAN機能を内蔵しており、ワイヤレスで画像データの転送や印刷が行える。

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ワイヤレスLAN機能を内蔵した「COOLPIX S6」。写真のマットブラックは限定カラー

 有効6メガ(1/2.5インチ)のCCDと35ミリ判換算35〜105ミリ相当の光学3倍ズームレンズを搭載しながら、S5で93(幅)×59(高さ)×20(奥行き)ミリ・重さ約135グラム、S6で100.5(幅)×60(高さ)×21(奥行き)ミリ・重さ約140グラム(いずれも本体のみ)というコンパクトサイズに抑えた。背面液晶は2.5インチ(S5)/3インチ(S6)で、上下左右170度の視野角を持つ。

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COOLPIX S5と付属ドック(COOL-STATION MV-14)

 人の顔を自動認識して合焦する「顔認識AF」、フラッシュと内部画像処理の組み合わせで赤目を軽減する「アドバンスト赤目軽減」、暗くなった部分を自動補正する「D-ライティング」を組み合わせた「フェイスクリアー機能」を搭載。この機能をワンボタンで呼び出す「フェイスクリアーボタン」も備えた。

 背面には従来製品の操作ボタンにかわり「ロータリーセレクター」を配置、機能選択や表示変更をセレクターを回転させることで操作可能とした。より直感的な操作を可能にしたほか、画像再生時には10コマ/秒でスクロールさせることもできる。

 記憶メディアはSDメモリーカード。カメラ本体にも約21Mバイト(S5)/約20Mバイト(S6)のメモリを内蔵する。640×480/30fpsでの撮影が可能な動画撮影機能や約2.2コマ/秒の連写機能、16コマ連続撮影可能なマルチ連写機能、インターバル撮影機能なども備える。電源には付属の充電池(EN-EL8)を使用し、CIPA基準で約210枚(S6は約200枚)の撮影が行える。

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