レビュー
動画をもっと楽しみたい人に――ハイビジョンXacti「DMX-HD1」:レビュー(3/6 ページ)
動画がウリの“Xacti”シリーズに、「ハイビジョン動画」モデルが登場した。スナップはもちろん、ムービーもハイクウォリティな新Xacti、作例を含めてじっくり紹介しよう。
相変わらず使いやすい親指系インタフェース
ユーザーインタフェースは、ちょっとハイエンド仕様になってはいるものの、DMX-C6と基本は同じ。
グリップしたときの背面、親指が当たるあたりに、左に静止画用、右に動画用シャッターボタンがあり、中央にズームレバー。
その下に中央がクリックボタン(SETボタン)になった十字スティック、MENUボタン、撮影・再生切替スイッチがある。
十字スティックは、下がフォーカスモード、上がAFロック、右が露出補正に割り当てられており、左はシャッタースピード優先、絞り優先、マニュアル露出時に使用する。
さらに、SETの長押しでクイック再生、MENUの長押しでディスプレイの明るさ変更と細かなショートカットも用意されている。
側面にあるディスプレイの開閉でスタンバイと復帰を繰り返す仕様はそのままで、電源のオン/オフなしにさっと使えるのはありがたい。
ディスプレイを開くと中に電源を含む3つのボタンが隠れている。ひとつは動画時のHDとNORMAL切替ボタン。もうひとつは静止画時の連写モードボタン。HDとNORMALを一発で切り替えられるのは便利。
ディスプレイは噂の2.2インチ有機ELディスプレイ。液晶ではない。視野角が広くて屋外でも見やすい。視野角が広いのはとても良い。
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