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高感度2枚撮りができる薄型大画面デジカメ――「FinePix V10」レビュー(3/5 ページ)

富士写真フイルム「FinePix V10」は、3インチ液晶を備えた薄型デジカメ。これまでの高感度撮影に加え、1回のシャッターでフラッシュ発光と非発光の2枚を連続して撮る「高感度2枚撮り」やゲーム機能を新搭載した。

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パズルやブロック崩しができる

 もうひとつユニークなのはゲーム機能だ。再生モードから「ゲーム」を選ぶと、「パズル」、「ブロック崩し」、「迷路」、「シューティング」の4ゲームを楽しめる。非常にシンプルでたわいないゲームではあるが、暇つぶしにはいいかもしれない。

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ゲーム機能「パズル」。撮った画像が16分割され、背面十字ボタンを操作して並べ替える
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ゲーム機能「ブロック崩し」。ブロックを崩すと、撮影画像が現れる
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ゲーム機能「迷路」。特に凝った仕掛けはない単純なゲームだが、試みとしては面白い
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ゲーム機能「シューティング」。レベルは3段階から選べる

 そのほか再生機能としては、拡大再生、スライドショー、ボイスメモ、画像回転、トリミングなどに対応する。残念ながら従来機「FinePix Z1/Z2」にあった赤外線転送機能はない。FinePix V10は大画面を見て楽しめるデジカメなので、赤外線プリンタ「Pivi」と連携できればなおよかったと思う。

 2枚撮りとゲーム以外の機能は、FinePix Z2から多くを受け継いでいる。撮影モードは、オート、マニュアル、シーンプログラム(ナチュラルフォト、2枚撮り、人物、風景、スポーツ、夜景)を選択でき、マニュアルを選んだ場合にはメニュー画面から露出補正やホワイトバランス、オートエリアAFなどを設定できる。

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画像拡大チェック機能を新搭載。設定メニューの「撮影画像表示」を「拡大」にしておくと、撮影後のポストビューが拡大の状態で表示される。ズームレバーで倍率変更でき、十字ボタンで表示位置の移動ができる

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