松下、SDスロットと5ディスクチェンジャーを搭載したミニコンポ
松下電器産業は、SDメモリーカードスロットと5ディスクチェンジャーを採用したミニコンポ“D-Dock(ディー・ドック)”「SC−PM730SD」「SC−PM930DVD」を4月21日に発売する。
松下電器産業は3月16日、SDメモリーカードスロットを搭載したCD/MDミニコンポ“D-Dock(ディー・ドック)”「SC−PM730SD」と、DVD/MDミニコンポ「SC−PM930DVD」を発表した。ともに4月21日の発売で、価格はオープン。店頭価格はSC−PM730SDが4万5000円前後、SC−PM930DVDが5万円前後の見込みだ。
SC−PM730SDはSDメモリーカードスロットを搭載したCD/MD/カセットミニコンポ。PCを使わずに音楽CDやMD、カセット、ラジオからSDメモリーカードへの録音が可能。CDプレーヤーは5ディスクチェンジャーを採用しており、5枚のCDを一度の操作でSDメモリーカードへ録音できる。また、CDからSDメモリーカードへは最大5倍速、CDからMDへは最大6倍速での録音が可能で、同じCDを連続で2つのメディアへ録音する「ワンボタン録音」機能も備える。
SDメモリーカードへの録音はAAC方式で、録音モードはLP(長時間)/SP(標準)/XP(高音質)の3つから選ぶことができる。また、SDに収録されたAAC/MP3/WMA形式の再生に対応する。
サイズは、センターユニットが175(幅)×344(奥行き)×247(高さ)ミリ。重さは約5.7キロ。スピーカーは2ウェイ2スピーカータイプ。アラミド繊維を使用し、ボーカルなど中高音域を豊かに再生できる「PPアラミドファイバーウーハー」を採用している。サイズは144(幅)×200(奥行き)×249(高さ)ミリ。重さは約2キロとなっている。
SC−PM930DVDはSC−PM730SDと同様の機能に加え、各種DVDメディアの再生とCDからのMD録音が最大7倍速で可能なモデル。DVDオーディオ/ビデオDVDのほか、DVD-RAM(VRモード)/DVD±R(DVDビデオ)/DVD±RW(DVDビデオ、VRモード)に対応。スーパービデオCD/ビデオCD/HDCDや、CD-R/RWに収録されたMP3やWMAの再生とJPEG画像の表示も行える。また、低域用と高域用のスピーカーを2つのアンプで駆動する「ハイブリッド・バイアンプ」を備えるなど音響面が強化されているが、カセットデッキは搭載されない。
センターユニット部のサイズは175(幅)×344(奥行き)×261(高さ)ミリ。重さは約5.5キロ。映像出力端子としてビデオ端子(コンポジット)×1、D2端子×1が用意される。スピーカーは防磁型で、指向性の高い高音域を再現できるソフトドームツィーターを採用した3ウェイ3スピーカーシステム。サイズは145(幅)×230(奥行き)×263(高さ)ミリ、重さは約2.2キロとなっている。
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