Deutsche Telekom、MicrosoftのIPTVを採用

Deutsche TelekomはMicrosoft TV IPTV Editionを利用して、ドイツでコンシューマー向けにIPテレビサービスを提供する。

[ITmedia]

　米Microsoftは3月21日、独Deutsche TelekomからIPテレビサービス関連の契約を獲得したと発表した。Microsoftがこれまでに獲得したIPTV契約としては欧州で最大、世界では2番目の規模となる。

　Deutsche TelekomはMicrosoft TV IPTV Editionソフトプラットフォームを利用して、ドイツでコンシューマー向けにIPテレビサービスを提供する。Microsoftは共同マーケティングを通じてDeutsche Telekomの支援に当たる。

　同プラットフォームでは通常のテレビ番組受信のほか、高精細（HD）番組、双方向テレビ、デジタルビデオレコーダー（DVR）、ビデオオンデマンドといったサービスが利用できる。

　IPテレビサービスは、現在増設中の新しいネットワークVDSLを通じて配信する。VDSLでは最大で50Mbpsの帯域幅が利用でき、今年半ばからドイツの主要10都市で運用を開始する計画。