米国ガジェット系アプライアンスの“ゆるくて、ぬるい”デジカメフォトスタンド:プロフェッサーJOEの「Gadget・ガジェット・がじぇっと」!(2/3 ページ)
米国“IT系ガジェット”の世界には、PCの存在と関係なく、個人の生活とダイレクトに結びついているモノが多い。そんな「ゆるくて、ぬるい、アプライアンス」市場の中から、デジカメメディア専用の「ハイテク写真立て」を紹介しよう。
外観サイズは160×145ミリの長方形の木製フレーム。正面中央に3.5インチのカラー液晶が装備されている。背面には、2種類のメモリーカードスロット、そして任意のメモリーカード内のJPEG画像を再生するための論理回路モジュールや電源、各種外部インタフェースなどの備わった黒い四角いユニットが取り付けられている。
3.5インチのカラー液晶にデジカメ写真のスライドショーも表示できるActiveな写真立てだ。本体全体に比較して写真の表示サイズが小さいと思われる方は、液晶サイズがもうワンサイズ上の6インチの商品を購入すれば良いだろう。Video再生も可能だ
ユニットの上面には、デジタル写真のコントラスト調整や明るさ調整、向かって左側の側面には、上から「Video Out端子」、「USB端子」、「12V DC in端子」、「電源スイッチ」が順番に並んでいる。Video Out端子は、「Desktop digital photo frame」をホスト機器として、メモリーカード内のデジタルフォトを外部のテレビなどに表示するための出力端子だ。USB端子は、メモリーカードスロットの無いデスクトップPCなどのユーザーが、「Desktop digital photo frame」をメモリーカードライター代わりに活用して、HDD上に保存されたデジタルフォトのライブラリーなどを書き出すための端子だ。
本体ユニットの正面から向かって右側には物理的に2つのメモリーカードスロットが備えられている。実際に扱えるメモリーカードとしては、SDメモリーカード/メモリースティック/スマートメディア/MMC/コンパクトフラッシュCF/Micro Driveなど、数種類のカードサイズ・テクノロジーに対応。もちろん、昨今のケータイ電話で数多く使用されているminiSDカードも、標準的なアダプターを介してSDメモリーカードとしてなら使用できる。「Desktop digital photo frame」の表示能力から考えて、ケータイ電話での撮影もVGA以上の写真品質が望ましいだろう。
背面正面には、メモリーカードを挿入後すぐに、自動表示されるサムネイル画像から任意の1枚を選択するためのカーソルキーや選択キーをはじめ、拡大・削除キー、スライドショーのスタートキー、パワーランプ、カードリーダーアクセスランプなどが機能的に配置され、IT系のガジェットに余り強くない人でもまずマニュアルのお世話にならなくてもよい、分かりやすいユーザーインタフェースが採用されている。
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