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第2東京タワーは墨田区押上に

東武鉄道と墨田区は地上デジタル放送送信タワー、いわゆる第2東京タワーの建設地を、墨田区内押上一丁目にある東武鉄道の地所になったと発表した。2011年度の開業を予定している。

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 東武鉄道と墨田区は3月31日、地上デジタル放送送信用タワーの建設地を、墨田区内押上一丁目にある東武鉄道の地所になったと発表した。最寄り駅は東武伊勢崎線 業平橋駅もしくは押上駅、京成押上線/都営地下鉄浅草線/東京メトロ半蔵門線の押上駅。

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 現在、地上デジタル放送は東京タワー(東京都港区)から送信されているが、1958年に建てられ大型地震への耐震性が疑問視されているほか、電波による直接受信環境を整えるため、600メートル級の電波塔、いわゆる第2東京タワーが求められていた。

 建設候補地としては東京都足立区、豊島区、墨田区、台東区のほか、埼玉県さいたま市が名乗りを上げていたが、在京放送事業者と墨田区、東武鉄道の3者が協議を重ねた結果、同地区に決定した。

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 計画ではタワーの高さは約610メートルで、放送設備のほか2つの展望設備(450メートルの特別展望ロビー、350メートルの展望ロビー)、レストランなどを備える予定。2008年度中の着工と2011年度の竣工/開業が見込まれている。

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