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“録れるテレビ”が進化――新プラズマ/液晶「Wooo」(2/2 ページ)

日立製作所が発表した新・薄型テレビ「“Wooo”9000シリーズ」は、従来からの売りである“録れるテレビ”をさらに進化させた。プラス5万円でハイビジョンが50時間録画できるHDD内蔵機能の秘密とは?

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新パネルは「目の覚めるような“純赤”」

 新搭載のパネルで注目は、「37V/42V型プラズマテレビでは世界最高解像度」(同社)という「1080ALISパネル」だ。垂直解像度をハイビジョン放送と同じ1080ピクセルにして、画素変換せずに高精細なハイビジョン視聴を可能にした。「高精細に有利なALIS方式だからこそ実現できたパネル」(同社)。ただし、水平解像度は1024ピクセルなので、フルHD(1920×1080)対応はうたえない。

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「1080ALISパネル」を搭載したプラズマテレビ「W42P-H9000」
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会場では来年夏頃に発売予定のフルHD(1920×1080)対応55V/42V型プラズマテレビも参考出展

 解像度だけなく、色再現性も大幅に改善。新開発の蛍光体「高純度赤蛍光体」を採用することで、「目の覚めるような“純赤”を再現できる」(同社)という。

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左が従来機(8000シリーズ)、中央が新しい9000シリーズ、右が他社製45V型液晶テレビ。赤の色再現性が大幅に高まっている

 液晶テレビに搭載した「IPSαパネル」は自社開発の広視野角「IPS方式」をさらに進化させたパネル。上下左右178度と広い視野角に加え、受信画像のフレーム間に黒い画面の映像を入れる「倍速スーパーインパルス表示技術」を採用することで動画応答性をさらに高めた。輝度は500ミリカンデラ/平方メートル。

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会場では、32V型液晶テレビ「W32L-HR9000」(左)と他社製液晶テレビ(右)とを並べて動画応答性を比較
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