ビクター、重低音新技術と映像知能 新GENESSAの「液晶EXE」
日本ビクターが、デジタル放送対応ハイビジョン液晶テレビ“EXE(エクゼ)”46V型/37V型/26V型を発表。重低音新技術「MaxxBass」を新搭載し、独自高画質映像技術「GENESSA」をブラッシュアップ。フルHD対応46V型は実売58万円。
日本ビクターは4月9日、地上/BS/110度CSデジタル対応ハイビジョン液晶テレビ“EXE(エクゼ)”シリーズ新製品として46V型フルHD対応の「LT-46LH800」、37V型の「LT-37LC85」、26V型「LT-26LC80」の3モデルを発表した。価格はすべてオープン。実売予想価格と発売時期は以下の通り。
型番 | 画面サイズ | 実売予想価格 | 発売時期 | 寸法(ミリ) | 重さ |
---|---|---|---|---|---|
LT-46LH800 | 46V型 | 58万円前後 | 5月上旬 | 1126×775×123 | 37.6キロ |
LT-37LC85 | 37V型 | 38万円前後 | 5月中旬 | 919×652×128 | 21.5キロ |
LT-26LC80 | 26V型 | 22万円前後 | 6月上旬 | 672×519×138 | 13.3キロ |
最上位モデルの「LT-46LH800」には、1920×1080ピクセルのフルHD対応46V型液晶パネルを採用。デジタル放送のフルハイビジョン映像をリアルに楽しめるという。37V型「LT-37LC85」と26V型「LT-26LC80」には1366×768ピクセルのハイビジョン対応パネルを採用した。
また、37V型「LT-37LC85」には残像感を大幅に低減する「高速液晶ドライバー」を搭載。
高精度補間アルゴリズムにより120コマ/秒での映像表示を行うことで、動きの速い映像も明るく、くっきり、リアルに再現できるという。
同社独自の高画質映像技術“映像知能”「GENESSA」をブラッシュアップして全モデルに搭載。コンテンツのノイズを検出して放送品質にあったNR処理をする機能をHD/SD画質それぞれ独立させ最適化。ノイズを低減しつつ、ボヤケの少ない美しい映像を実現するという。
映画ソフトの重低音を迫力あるサウンドで再生する「MaxxBass(マックスベース)」技術を採用。音響心理学の原理に基づいて倍音の強さを演算して低域の音質を向上させることで、外部スピーカーなどの接続なしに内蔵スピーカーのみで映画ソフトの迫力ある重低音を楽しめるという。
1本のケーブルでデジタル映像信号/音声信号をダイレクトに伝送可能な次世代デジタルインタフェース「HDMI(High-Definition Multimedia Interface)」端子を全モデルに搭載(46V型「LT-46LH800」は2系統装備)。
そのほか、ニュースやセリフを聞き取りやすくする新“テレビ「きき楽」”機能、人の声による音声で操作をサポートする「音声案内」機能、操作方法や手順をテレビ画面で確認できる「画面で見るマニュアル」機能などを搭載。
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