パイオニア、シンプルな2.1chサラウンドシステム「PRACIA」
東北パイオニアは、2.1chホームシアタースピーカーシステム“PRACIA”「PS-W1」を発表。ドルビーバーチャルスピーカーを備えており、2.1ch構成ながらも迫力のサラウンドが楽しめる。
東北パイオニアは5月11日、2.1chホームシアタースピーカーシステム“PRACIA”「PS-W1」を6月上旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万8000円前後。
新製品はフロントスピーカー2本とアンプ一体型サブウーファーで構成される2.1chスピーカーシステム。仮想的に5.1chシステムを再現する「ドルビーバーチャルスピーカー」を実装しており、少ない設置スペースながらもいつも以上の迫力で映画やライブが楽しめる。
ホームシアターシステムの入門機と位置づけられていることもあり、入力端子はデジタル(光角型)×2、アナログ×1のみとシンプルだが、対応フォーマットは豊富。DolbyDigitalやDTSはもちろん、デジタル放送に使われるAACにも対応する。また、2chステレオ音声を5.1chサラウンドに拡張するDolby Pro LogicIIも備えている。
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夜間などに全体の音量を絞っても小さな音やセリフが埋もれないようにする「ナイトモード」を備えるほか、通常のステレオヘッドフォンを接続しても仮想的な5.1chサラウンドを再現する「ドルビーヘッドフォン」機能も備えている。
アンプ一体型サブウーファーのサイズは340(高さ)×140(幅)×267(奥行き)ミリ、フロントスピーカーのサイズは178(高さ)×60(幅)×136(奥行き)ミリ。アンプの出力はサブウーファーが15ワット、フロントスピーカーが7.5ワット×2。D/Aコンバーターにはバーブラウン製、DSPにはフリースケール製を搭載している。
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