レビュー
“何でも撮れる”手ブレ補正付高倍率機――キヤノン「Powershot S3 IS」:レビュー(4/5 ページ)
キヤノンの「Powershot S3 IS」は、前モデルの手ブレ補正付き光学12倍ズームに加え、画素数アップや高感度仕様を施した“何でも撮れる”万能機。超望遠デジカメ狙いの人でなくともついつい欲しくなる1台だ。
作例
同じ位置からテレ端で東京方面を。曇天もあって全体にかすんでいるが、432ミリ相当あればここまで拡大できる。右手にSOGOが見えるのでたぶん八王子。ISOオートで撮影。テレ端なのでその分増感されてシャッタースピードが速く保たれた。1/500秒F4
ポジフィルムカラー。同じカットを、標準、くっきりカラー、ポジフィルムカラーで撮り比べ。くっきりカラーだと彩度とコントラストが高くなるので、晴天時に使うと効果的。ポジフィルムカラーはコントラストはそうは上がらず、色味がちょっと変わり青系がくっきりする
林道を自転車で走りながら撮影。普通はブレちゃうものだが、高感度オートにしたため、1/800秒で撮れた。このように高感度オートにすると昼間でもギリギリまでシャッタースピードを上げてくれるので、暗いときのみならず、動きながら撮ったり高速に動くものを撮るときにいい
テレ端で撮影。背景が暗いので−2/3段の補正をかけてある。こういうカットが撮れるのも超望遠の楽しさだが、ダイナミックレンジはあまり広くないのでこういうハイコントラストな構図だと、どのくらい補正をかけるかが難しい
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