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主婦の省エネ意識は“西高東低”
主婦の省エネ意識は“西高東低”。省エネを心がける理由は「節約」。三菱電機が主婦を対象に実施した「夏の省エネに関する意識調査」で明らかになった。ちなみに温度設定に関しては、奥さんが主導権を握っている家庭がほとんど。
主婦の省エネ意識は“西高東低”。省エネを心がける理由は「節約」がトップ――6月5日の「世界環境デー」に先立ち、三菱電機が実施した「夏の省エネに関する意識調査」で明らかになった。
調査は、関東・関西在住の主婦500人を対象にインターネット・アンケート形式で行われた。これによると、地域や世代を問わず、約9割が「省エネを心がけている」と回答し、主婦の省エネ意識に高さが浮き彫りになった。
理由としては、全体の6割以上が「家計の節約ができる」と回答。また関西では18.9%の主婦が「環境のため」としており、関東(10.6%)に比べて環境意識が高いことがわかる。
事実、夏場のエアコン設定温度は関東と関西で大きく違いが出た。全体では省エネ目標温度となっている「28°C」が21.6%で最も多く、次いで「27°C」の20.2%だ。しかし地域別に見ると、関東では設定温度「25°C」と回答した主婦が最も多く(22%)、関西では「28°C」が21.6%でトップだった。
ちなみに、家庭内で夏場のエアコン設定温度を決めているのは「自分」と答えた主婦は全体の8割に上り、夫と回答したのは14.4%に過ぎなかった。とくに関西では83.6%に及んだという。
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