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三菱化学メディア、録画用HD DVD-Rを発売
三菱化学メディアは、録画用のHD DVD-Rを7月5日より販売開始すると発表した。片面2層や書換型製品のほか、2倍速対応のBD-R/REなども順次展開していく。
三菱化学メディアは6月8日、録画用のHD DVD記録メディアを7月5日より順次販売すると発表した。発売されるのは片面1層のHD DVD-R「VR75T1」と片面2層 HD DVD-R「VR150T1」で、価格はいずれもオープン。
VR75T1は7月5日より販売開始され、VR150T1はドライブメーカーでのテストが完了後、市販される予定となっている。VR75T1は15Gバイト、VR150T1は30Gバイトの容量を持ち、デジタルハイビジョン放送(ビットレート 24Mbps)をそれぞれ75分/150分録画できる。
同社製品の特徴であるAZO色素を改良、HD DVDに適した色素を新開発した。これによって高い再生耐久性と保存安定性を両立したという。また、DVDより狭くなったトラックピッチ幅に対処するため特殊なスタンパ製造技術を開発し、問題を解決した。今回用意されるHD DVDメディアは追記型(-R)のみだが、書換型のHD DVD-RWについても製品化を進めており、規格化が完了した時点で製品化するとしている。
また、2倍速記録に対応したデータ用BD-R「DBR25N1」(片面1層)と、BD-RE「DBE25N1」(片面2層)も7月5日より販売開始される。片面2層(50Gバイト)のBD-R/REについては今秋以降の販売を計画しているという。
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