連載
第51回 デジ一眼と交換レンズの関係:今日から始めるデジカメ撮影術(3/5 ページ)
コンパクトカメラと違い、レンズを自由に換えられるのが一眼レフの魅力。高価なレンズをムリに何本も揃えるのではなく、面白そう、自分の趣味に合いそうと思ったレンズを見つけてどんどん楽しもう。
でもコンパクトデジカメでも望遠側は105〜120ミリ相当まであるのでもっと望遠のレンズが欲しくなるはず。
選択肢は3つ。そういうユーザー向けに用意された「55〜200ミリ」(つまり80〜300ミリ相当)クラスのレンズを買うか、最近流行の広角から望遠まで1本で済む「18〜200ミリ」(28〜300ミリ相当)クラスか、クオリティ重視で望遠専用のズームレンズを買うかだ。
一般に望遠レンズは200〜300ミリ相当をさすが、一般的なデジタル一眼レフだと1.5倍になるので、200ミリのレンズがあれば300ミリ相当の望遠として使える。
これはシグマの100〜300ミリF4という望遠ズームで撮った写真。450ミリ相当という超望遠になるのだ。
分かりやすいように東京都世田谷区から超望遠で撮影した富士山の写真を用意してみたけれども、望遠というのは遠いものをでかく撮るだけが能じゃない。
数メートル離れたものをアップで撮る、というのも超望遠の魅力。背景がきれいにボケたきれいな写真を撮れるから。
これは150ミリF2という超明るいレンズをオリンパスの「E-330」に装着して撮影したネコ。手前と背景がボケていてネコにだけピントが合ってるのが分かる。
ただ望遠レンズはいいものほど高価で重くて大きい。それが難しいところだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.