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“Nike対応”のiTunes最新版がリリース
アップルコンピュータは6月30日、ライブラリーソフト「iTunes」の最新版「6.0.5」の提供を開始した。NikeのフットウェアとiPod nanoを無線で接続する「Nike+iPod Sport Kit」に対応する。
アップルコンピュータは6月30日、ライブラリーソフト「iTunes」の最新版「6.0.5」の提供を開始した。対応OSはWindows 2000/XPおよびMac OS 10.2.8以降。
最新版はiPodとNikeのスポーツウェアを連動させる「Nike+iPod」の製品「Nike+iPod Sport Kit」に対応する。Nike+iPod Sport Kitはセンサー内蔵スポーツギアとiPodを無線接続することで走行時間や距離、消費カロリーといった情報をiPodの画面に表示し、iPodに保存できる。
iTunes 6.0.5はiPodとの同期時に、保存された各種データを取り込むことが可能となっており、データを「Nike+iPod」のサイトと連携させることで、経過を確認したりほかのユーザーと競争することもできるようになる。
なお、6.0.4以前のiTunesについてはAACファイルの解析部分に整数オーバーフローの脆弱性が存在するため、脆弱性を悪用されるとiTunesが停止したり、任意のコードを実行される恐れがあることが明らかにされており、同社では6.0.5へのアップグレードを呼びかけている。
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iTunes 6.0.4以前には、任意のコードの実行につながりかねない整数オーバーフローの脆弱性が存在する。 - 「Nike+iPod」――NikeのスポーツウェアがiPodと連動
シリーズ第1弾製品の「Nike+iPod Sport Kit」ではNikeのフットウェアとiPod nanoを無線で接続して時間や走行距離、消費カロリー、速さといった情報をiPod画面に表示できる。
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