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第52回 暑中見舞いと夏らしさの関係今日から始めるデジカメ撮影術(2/3 ページ)

夏に向けて暑中見舞い用の写真を撮ってみよう。しかし、暑中見舞いに限らずちょっと“夏っぽい”写真が欲しいときは結構あるもの。というわけで、今回は“夏っぽい”写真の話だ。

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夏のアイテムをワンポイントでいれよう

 今度は風景無しの夏アイテム写真を撮ってみよう。

 暑中見舞いや夏っぽいWebページを作るときは、大きな画像よりも、どんな背景にも使えるワンポイントの夏画像の方が扱いやすい。

 そんなわけで、こんな夏っぽい小物を用意してみた。

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 薬師窯という窯元が作る「なつかし屋」シリーズのひとつだ。

 金魚釣りをしてるかえるだが、涼しげでよいでしょ。背景には風鈴の絵も描かれている。全景はこんな感じ。

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 でもワンポイントとして使うにはちょっと後ろのついたては邪魔なので、はずしてみる。

 こういうとき重要なのは下地とライティング。今回は真っ白な紙を下に敷き、窓からの光だけで撮ってみた。

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 すると右の方に影が出ちゃうので、反対側に光を反射するための真っ白なついたてを用意。いわゆる「レフ板」だ。

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 これで光がきれいに当たって影がない写真になった。

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 ワンポイントとして使うときはそれが重要だ。

 でも背景の白をよく見ると左と右で微妙に明るさが違う。

 そうなるとフォトレタッチの出番。

 一番簡単なのは、自動範囲選択ツール(似た色の箇所を自動的に選んでくれる)を使って背景の白いところを選択し、そこを真っ白にしちゃうこと。

 凝ったことをするなら背景部分を選択して透明色にして、となるけど、ハガキなどに使うなら真っ白でも十分いける。

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 これで夏っぽい写真の完成だ。

 暑中見舞い用のイラストやワンポイントの写真はいろんなものがフリー素材として用意されているけど、多少面倒でつたなくてもオリジナルに勝るものなし。コツを掴めば簡単なのでがんばってみよう。

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