ソニーは7月19日、メディアにHDDを使用した“HDDハンディカム”「DCR-SR60」を8月10日より販売すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は10万円前後。
HDDを内蔵した同社製ビデオカメラとしては「DCR-SR100」が3月から販売されているが、本製品はボディをより小型軽量化し(DCR-SR100は約535グラム、本製品は350グラム)、携帯性を高めた。HDD容量はDCR-SR100と同じく30Gバイトで、最長約20時間の撮影が行える。
映像の記録方式はMPEG-2で、HQ(9Mbps)/SP(6Mbps)/LP(3Mbps)の3種類の撮影モードを備える。撮影可能時間はHQモードが約7時間20分、SPモードが約10時間50分、LPモードが約20時間50分。撮影した映像をDVDなどにバックアップできる「ワンタッチDVD機能」を搭載しており、付属ソフト「ImageMixer for HDD Camcorder」をインストールしたPCにUSB接続することで簡単に撮影した映像をDVDにダビングできる。
1/5.5型総画素数107万画素の補色フィルターCCDを搭載。動画は有効67万画素(16:9時)、静止画は75万画素(16:9時)で撮影できる。レンズは光学12倍ズームを備えた「カールツァイス「バリオ・テッサー」で、F値は1.8〜2.5。サイズは69(幅)×71(高さ)×117(奥行き)ミリ、約350グラム。
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ソニーマーケティングが、同社初のHDDビデオカメラ“ハードディスク ハンディカム”「DCR-SR100」を発表。30GバイトのHDDを内蔵し、MPEG-2録画の高画質HQモード(9Mbps)で最大約7時間20分の長時間録画が可能。
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