ペンタックス、ぶれ軽減モードを備えた「オプティオ S7」
薄型ボディやDivX動画記録といった「オプティオ S」シリーズの特徴はそのままに、ISO感度アップによるぶれ軽減モードを新搭載。顔認識AF&AEも装備。
ペンタックスは7月25日、スリムタイプのコンパクトデジカメ「オプティオ S7」を8月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売価格は3万円台半ばの見込み。
薄型ボディが特徴の「オプティオS」シリーズの最新モデル。「オプティオ S6」では600万だった画素数を700万画素へ向上させたほか、被写体の明るさに応じてISO感度を最大1600まで向上させて手ブレ/被写体ブレを軽減する「ぶれ軽減モード」を新搭載し、使い勝手を高めた。
また、顔認識技術「フェイストラッカー」によって人物の顔を認識、ピントあわせと露出設定を自動で行うことで、人物写真を美しく撮影できる「顔認識AF&AE」も新たに搭載した。AFについては、被写体の移動にあわせてフォーカスフレームが自動追従し、ピントをあわせ続ける「自動追尾AF」も引き続き備える。
コーデックにDivXを採用し、手ブレ補正付き・VGA(640×480ピクセル)/30fpsという高品質な撮影を可能とする動画撮影機能も前モデルから踏襲。新たに2Gバイト以上の容量を可能としたSDHCメモリーカードに対応したことで、より長時間の撮影も可能となっている。
1/2.5インチ有効700万画素のCCDに、光学3倍の「smcPENTAXズームレンズ」を組み合わせる。焦点距離は35ミリ判換算で37.5〜112.5ミリ、F値は2.7〜5.2。最大4倍のデジタルズームも搭載しており、光学ズームとあわせて最大12倍のズームが可能。背面液晶は屋外でも見やすい微反射タイプのバックライト付きの2.5インチ(画素数は約23.3万画素)。約23Mバイトの内蔵メモリを備える。
バッテリーは専用のリチウムイオンバッテリーを利用し、約180枚(CIPA基準)の静止画撮影もしくは、約130分の動画撮影が可能。ボディサイズは85.5(幅)×19.5(奥行き)×53.5(高さ)ミリ、100グラム(撮影時120グラム)。
製品名 | オプティオ S7 |
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撮影素子 | 1/2.5インチ有効画素600万画素CCD |
レンズ | 光学3倍ズームレンズ、焦点距離:37.5〜112.5ミリ(35ミリ判換算)、開放F値:F2.7〜5.2 |
最大画像サイズ | 3072×2304ピクセル(静止画)/640×480ピクセル(動画) |
ISO感度 | オート、マニュアル(50/100/200/400)※「ぶれ軽減モード」時には800/1600を選択可能 |
撮影距離 | 約0.4メートル〜∞(マクロモード時約0.15〜0.5メートル) |
記録媒体 | 内蔵メモリ(23Mバイト)、SD/SDMC |
液晶ディスプレイ | 2.5インチ約23.2万画素TFTカラーLCD(バックライト付) |
バッテリー | 充電式専用リチウムイオンバッテリー |
サイズ | 85.5(幅)×19.5(奥行き)×53.5(高さ)ミリ |
重量 | 約100グラム(本体のみ)、約120グラム(撮影時) |
価格 | オープン |
発売時期 | 8月中旬 |
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