日立、プラズマ「Wooo」にスタンダードタイプの37Vモデルを追加
日立製作所は37V型プラズマテレビ「W37P-H90」を9月1日より販売開始する。デジタルチューナーを1基とするなど構成を見直したスタンダードモデル
日立製作所は8月10日、ハイビジョン対応37V型プラズマテレビ「W37P-H90」を9月1日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は30万円前後。
新製品は4月に発表された「W42P-HR9000」(関連記事)などと同じく、「プラズマテレビとしては世界最高の解像度」(同社)という1024×1080ピクセルの「1080ALISパネル」を搭載。ハイビジョン信号を無変換で表示できる。蛍光体には「高色純度赤蛍光体」を採用することによって、赤色の再現性を高めた。コントラスト比は3000:1、輝度は1300カンデラ/平方メートル。
37V型プラズマテレビとしては「W37P-H9000」が既に販売されているが、本製品ではデジタルチューナーを1基にしたほか(W37P-H9000は2基搭載)、リモコンによるスィーベル操作機能などを省くことで低価格化を図っている。
そのほかの仕様はほぼW37P-H9000と同様。デジタル放送のデコーダ画像処理回路を統合した画像映像エンジン「Picture Master HD」を備えており、他色への影響なく複数の指定色をコントロールする「3次元デジタルカラーマネージメント」や、自動的にコントラストや階調表現を調節する「アドバンスドダイナミックコントラスト」などの機能を備える。
インタフェースはHDMI×2、D4×2、S映像×2、コンポジット×3。サイズは104.9(幅)×56.6(高さ)×10.3(奥行き)ミリ、28.7キロ。
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