“腰の低い”冷蔵庫、ナショナルから
ナショナルはコンパクトボディと大容量を両立した冷蔵庫「コンパクトBiG」を発売する。「コンパクトボトムシステム」で冷蔵庫底面(ウエストライン)の位置が下がり、出し入れしやすくなった“腰の低い”冷蔵庫だ。
ナショナルは8月30日、新開発の「コンパクトボトムシステム」を導入することで使い勝手を高めると同時に、450リットルクラスのサイズで525リットルを実現した冷蔵庫「コンパクトBiG」シリーズの新製品を10月1日より販売開始する。価格はすべてオープンで、実売想定価格など詳細は以下の通り。
製品名 | ドア枚数 | 定格内容量 | 実売想定価格 | サイズ(幅×奥行き×高さ ミリ) |
---|---|---|---|---|
NR-F531T | 6ドア | 525リットル | 25万円前後 | 685×699×1798 |
NR-F471T | 6ドア | 470リットル | 23万円前後 | 685×649×1798 |
NR-F501TM | 6ドア | 495リットル | 24万円前後 | 685×699×1720 |
NR-F451TM | 6ドア | 445リットル | 22万円前後 | 685×649×1720 |
新製品は、従来製品で冷蔵庫の底面部分(ボトム部)に位置していた放熱装置を側面へ移動、蒸発装置の小型化も進めることでボトム部容量を65%コンパクト化した「コンパクトボトムシステム」を採用。また、断熱材も改良が進められ、薄壁化と断熱性能のアップを両立した。
これによってNR-F531Tでは従来製品(NR-F500T)に比べて、冷蔵庫の底面(ウエストライン)を約9センチ下げることに成功。ペットボトルやお鍋、ビン類などの出し入れが容易になった。また、薄壁化によって余裕のできた内壁側面にはLEDをセット。前方左右側面に設置されており、奥側から手前を照らす従来製品に比べ、視認性も向上している。
NR-F501/451TMは最上段棚までの高さを下げ、身長150センチの利用者でも使いやすい構造とした「ちょっと低め」タイプ。新開発の大容量化技術を導入することで、高さを抑えながらも従来製品と同様の容量をキープしている。
そのほか、LEDの光で保存効果を高める「アミノ酸増量光パーシャル」や丸洗い可能な自動製氷皿、表面の乾燥しにくい「新鮮野菜室」、においを抑える「バイオ脱臭」などの機能も備える。
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