腹がへると攻撃的になる恐竜ロボ、「ロボザウルスNEO」
日本トイザらスは、恐竜型トイロボット「ロボザウルスNEO」を9月15日に発売する。AI(人工知能)と各種センサーを搭載し、周囲の音や動きを感知してさまざまな反応を示す。
日本トイザらスは9月4日、恐竜型トイロボット「ロボザウルスNEO」を発表した。「ロボサピエン」や「ロボパピィ」などと同じWowWeeの製品で、国内ではトイザらスが独占販売する。価格は9999円。9月15日に全国のトイザらス店舗およびショッピングサイトで発売する予定だ。
全長約71センチのスマートなボディにAI(人工知能)と各種センサーを搭載。周囲の音や動きを感知してさまざまな反応を示す。たとえば、鼻の部分に赤外線センサーを備えていて、障害物を回避しながら動いたり、周囲の動くものを感知して反応する。また口の後ろにはステレオ(両側)のサウンドセンサーがあり、大きな音(拍手など)を聞くと、音に向かって走り出すという。
その動きは「パワフルかつ俊敏」(同社)で、二足歩行/四足歩行の両方が可能なうえ、ジャンプもできる。首は獲物を探してくるくると滑らかに動き、しっぽは鞭打つようにしなやか。迫力のある鳴き声も出すらしい。
動作モードは、勝手に動き回る「自由歩行モード」、付属のリモコンで操作する「リモートコントロールモード」など5種類。また「空腹状態」や「満腹状態」など3つのムード(気分)があり、そのときの気分によって動作が変化する。通常は空腹状態で、動作は「攻撃的かつ活動的」。リモコン操作で「エサをあげる」と、満腹になって動きが緩慢になる。
また、付属のヘルメットを頭にかぶせると、ロボザウルスNEOはおとなしくなる。ただし、空腹状態のときは攻撃的なため、ヘルメットをかぶせるのは非常に困難だ。
バッテリーは単三形乾電池×6本。リモコンにも単三形乾電池×3本を使用する。本体サイズは71(全長)×28(高さ)×18(幅)センチ。重量は約1.1キロ(電池込み)。対象年齢は8歳以上となっている。
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