ビクター、“Full Hi-Vision EXE”の37V/42V型を発表
日本ビクターは、フルハイビジョンパネル搭載の液晶テレビ“Full Hi-Vision EXE”の新製品として37V型と42V型を発表した。11月上旬に発売する。
日本ビクターは9月19日、フルハイビジョンパネル搭載の液晶テレビ“Full Hi-Vision EXE”2機種を発表した。37V型と42V型をラインアップ。11月上旬に発売する予定だ。価格はオープン。店頭では42V型の「LT-42LH800」が45万円前後、37V型の「LT-37LH800」は35万円程度になる見込みだ。
地上/BS/CS110度デジタルチューナーとアナログ地上波チューナーを搭載。1920×1080ピクセルのフルハイビジョンパネルを採用し、輝度は500カンデラ。2系統のHDMI入力を備えた。
映像知能「新ジェネッサ」は、14ビット処理により映像の特徴点検出精度をアップ。シーンに応じて最適な映像を表示するという。また新たにHD/SDそれぞれの信号に対するノイズリダクション制御を独立化。ノイズを低減しつつボヤケの少ない映像を再現するとしている。
“テレビ「きき楽」”もパワーアップ。聞き取りにくい小さな声を大きくする「はっきりステレオ」機能は、左右の音声を独立して解析・処理することで広がりのある音場を再現するようになった。さらに初期設定を簡略化する「お買い上げ設定ウィザード」「簡単設置ウィザード」を搭載。リモコンボタンの「操作・機能」を押すだけで操作方法を人の声で解説してくれる「リモコンガイド」、画面上に操作マニュアルを表示する「画面で見るマニュアル」といった高齢者/初心者向けの機能を充実させている。
このほか、テレビ向けインターネットサービス「Tナビ」対応やSDカードスロットの搭載、低域の音質を向上させる「Maxx Base」といった特徴を持つ。入力インタフェースは、前述のHDMI×2系統をはじめ、D4端子×1、コンポーネット、2つのS端子を含む3系統のビデオ入力を装備。PC接続用のD-sub15pinや光デジタル音声出力なども備えた。
外形寸法は、42V型が103(幅)×72(高さ)×12.3(奥行き)センチ。37V型は91.9(幅)×65.2(高さ)×12.1(奥行き)センチ。重量は29.8キロと23.3キロ。
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