レビュー
広角とマクロが楽しめる高感度機――リコー「Caplio R5」:レビュー(2/5 ページ)
リコー「Caplio」シリーズの最新作「Caplio R5」は、CCDが700万画素にアップし、ISO 1600の高感度撮影にも対応。28ミリの広角やマクロ機能も含め、じっくり見ていこう。
使い勝手が上がったボディ
ボディの基本デザインは従来モデルと変わらないが、スイッチ類の配置が改良されたのはうれしいところ。
上面には電源ボタンとシャッター。シャッターが斜めについているのはデザイン上の問題だろうが、斜めについている分実は押しやすくなった。
Caplio R5(左)とCaplio R3(右)の操作部を比べてみた。Caplio R4はCaplio R3と同等。こうしてみるとズームレバーの位置が変わり、モード切替からボイスがなくなって、代わりにSCN(シーン)が入ったのが分かる。かなり使い勝手は上がった
背面をCaplio R3と比べてみた。一番大きな違いはズームレバーの位置。この位置の方が親指を乗せやすくて押しやすい。そういった改良はうれしい点だ。また、モードダイヤルからボイスモードがなくなった。利用者が少なかったのだろうか。
液晶ディスプレイは2.5インチで23万画素。グリッド表示も可能だ。ただあまり見やすいほうではない。
特に気になったのは、撮影後の画像確認時。撮影後に確認画像が表示されるのだが、それがすごく解像度が低くて甘く、ピンボケかブレてるようにしか見えないのだ。再生モードでちゃんと再生するとしっかり撮れているので、単に画像確認画像が粗いだけなのだが、分かっていても気持ちのいいものではなく、つい再生モードにして確認してしまう。
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