松下電工は、リモコン操作で昇降する照明器具「リフターツインPa」を10月1日に発売する。
部屋全体を明るくするシーリングライト、手元を明るくするペンダントライトの1台2役。あかりを点灯したままの状態でも操作可能だ。また、手元まで降りてくるため、掃除やランプ交換も無理のない姿勢で行える。
同社によると、暮らしに必要な明るさは年齢によって異なるという。たとえば新聞を読む場合、「60歳以上の方なら600ルクス以上の明るさが必要」。リフターツインPaを降ろすことで(ペンダントライトポジション)手元に通常の約5倍にあたる明るさを確保できる。
安全性確保のため、昇降中にゆれを検知したり、ワイヤーのたるみを検知すると自動停止する機能を設けた。さらにリモコンには子どものイタズラを防止するチャイルドロック機能(3秒長押しで解除)を搭載。このほか、10段階の調光機能や虫が近づきにくい「ムシベール」機能も備えた。
デザインは4種類。リビングから和室、食卓など幅広く利用できるという。また大きさも6〜10畳用と8〜12畳用の2タイプを用意し、計8タイプをラインアップした。価格は9万9750円から。
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