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主要キャストが再登板した今年最大のヒット作――「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」新作DVD情報

“パイレーツ・トリロジー”の2作目。アイメイクも一層濃くなったジャック船長の壊れ具合に、エリザベスとのあやしい関係、不気味な深海の悪霊も加わって、前作以上の大ヒットを記録。期待の膨らむ完結編を前に、まずは豪華特典の2枚組DVDをチェックしよう。

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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 2−Disc・スペシャル・エディション

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 “海賊映画はヒットしない”という不吉なジンクスを見事に破り、大ヒットを記録した「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」。今年7月、3年ぶりに公開された3部作の2作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」も、前作以上の大ヒットを記録した。

 全世界での興行収入は10億ドルを突破し、これは「タイタニック」「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」に続く、史上3番目の快挙。日本でも100億円(見込み)を記録し、2006年のNo.1ヒットは確実である。

 12月6日にリリースされるDVDは「2−Disc・スペシャル・エディション」仕様で、価格は3990円。

 特典はNGシーン集に、脚本家のテッド・エリオットとテリー・ロッシオのオーディオ・コメンタリー、オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイ、ジャック・ダヴェンポートの剣術の特訓シーン、ジャック船長の魅力に迫るキャプテン・ジャック図鑑の他、アクションシーンや怪物クラーケンのメイキング映像、キャストのインタビュー映像、ワールドプレミアの模様など、約5時間半以上のボリューム。また解説書が封入され、初回生産分のみアートカード付き、ホノグラム仕様のパッケージとなる。

 前作でブラックパール号を奪い返したキャプテン・ジャック・スパロウは、気ままな海賊ライフを謳歌しているはずだった。だが、その後の彼は精彩を欠き、海賊稼業もままならない。原因は深海の悪霊ことデイヴィ・ジョーンズと交わした血の契約にあった。その契約は“ブラックパール号の船長になるかわりに13年後に自分の魂を渡す”というもの。

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 そして今年が13年目。ジョーンズは怪物クラーケンを操り、ジャックの魂を取ろうとしていた。ジョーンズとの血の契約を逃れる唯一の方法は、彼の心臓が入っていると言われるデッドマンズ・チェスト=死者の宝箱を開けること。ジャックは宝箱の鍵を手に入れよう奔走するが……。

 一方、海賊の血をひくウィルと、その恋人で総督の令嬢エリザベスにも危機が訪れていた。2人はジャックの逃亡を助けた罪で、結婚式当日に死刑を言い渡される。釈放の条件は、ジャックが持つ「北を指さない羅針盤」を手に入れることだった。果たして、ジャック、ウィル、エリザベスの運命は!?

 橋渡し的な意味合いが強い本作。ジャックが人食い部族の族長になるなど少々お遊びのシーンが多く、151分あっという間、というのはウソになるが、ジャックの裏切りから始まるスリリングなストーリーに、ウィル、エリザベスそれぞれの人間模様が絡まり(ジャックとエリザベスのアブナイ関係に特に注目を)、さらにはチャンバラ・アクションと大ダコを模したクラーケンのモンスター映画的側面、グロテスクな海賊たちも加わって、アドベンチャー大作の醍醐味を存分に味わえる。

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 ジョニー・デップ扮するジャック・スパロウの壊れっぷりも加速。なぜか笑えるアクションシーンのてんこ盛りで、今回、彼は転がってばかり。前作の公開から知名度をグンと上げたオーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイも再登板し、オールスター映画として華やかさを増している。

 新キャラクターのジョーンズを演じたのはビル・ナイ。「アンダーワールド」の吸血鬼に続く、この悪霊役。素顔はまるで分かりませんが、ヒゲのような触手を常に動かし、圧倒的な存在感を発揮。

 ラストにはパート3につながる展開が用意されているので、お見逃しなく。なお、同時撮影された完結編「〜At Worlds End(原題)」は来年5月25日に全世界同時公開が決定した。

関連サイト:http://www.disney.co.jp/pirates/(公式サイト)

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