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写真で見るソニー「BDZ-V9」:CEATEC JAPAN 2006
ソニーブースでは、先日発表された新しいBlu-rayレコーダー「BDZ-V9/V7」が大量に展示されている。BDZ-V9は、事実上「BDZ-S77」の後継となるフラグシップモデルだけに、実はかなり贅沢な作りをしている。
ソニーブースでは、先日発表された新しいBlu-rayレコーダー「BDZ-V9/V7」が大量に展示されている。BDZ-V9は、事実上「BDZ-S77」の後継となるフラグシップモデルだけに、実はかなり贅沢な作りをしている。また機能面でもいくつかの重要なアップデートがあった。写真を使って細かく見ていこう。
前面パネルはガラス製で、青色を蒸着したものだ。また、天板には厚さ3.5ミリのアルミ材を使用。無反発ゴム付き偏心インシュレーターとともに余分な振動を抑えるという。このため重量は、上面がモールド製のBDZ-V7より1.5キロも重い。外形寸法は、430(幅)×105.7(高さ)×365(奥行き)ミリ。重量は約9.6キロ
上面のボタンを押すとガラス製のフロントドアが下がり、さらに右側のドアを開けると前面入力端子やHDV1080i/DV端子、USB端子にアクセスできる。i.LinkはTS入出力には対応しない(左)。Blu-rayドライブは、BD-RE ver. 2.1、BD-R ver.1.1の録画/再生はもちろん、DVD-R/-RW/+RW/+R/+R DLの記録再生に対応。AVCHDフォーマットの再生、カートリッジ入りのBD-RE ver. 1.0ディスク(23G/25Gバイト)の再生にも対応している
BDZ-V9は、贅沢なアナログ音声回路を搭載。背面端子は削り出し&金メッキだ。しかも「太いケーブルを接続できるように」(同社)通常よりも間隔が広くなっている(左)。映像系からの干渉やノイズ混入を防ぐため、アナログ音声基板を独立させた(右)。基板には、同社のハイエンドオーディオコンポーネント「ESシリーズ」にも使われたバーツが並ぶ
背面にはHDMI出力×1、コンポーネント×1、D4×1、S端子付きのコンポジット入/出力が3系統ある。音声は同軸デジタル出力搭載。なお、HDMIは残念ながらver.1.2aだ。「プレイステーション3」と同じver.1.3を搭載してほしかったところ。右は同時発表のBlu-rayメディア。いずれも12月8日発売予定で価格はオープン。市場推定価格は、BD-Rの「BNR130A」が1800円前後、BD-REの「BNE130A」が2500円前後
GUIはお馴染みのクロスメディアバー(XMB)。番組検索が早くなったのも特徴の1つで、1週間先までの番組検索にかかる時間は、わずか0.3秒。まさに「瞬間番組検索」(同社)。フォルダ機能の代わりに使えるグルーピング機能では、「予約」ごとに分類できるようになった。つまり、毎週録画のドラマなどは第1話から自動的に並べてくれる
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ソニーは、幕張メッセで開幕した「CEATEC JAPAN 2006」の会場でBlu-ray Discレコーダー2機種を発表した。500GバイトHDD搭載の「BDZ-V9」と250Gバイトの「BDZ-V7」をラインアップした。
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