手ブレ補正に対応したレンズ回転デジカメ――「COOLPIX S10」：レビュー（5/5 ページ）

ニコンの光学10倍ズーム機「COOLPIX S10」を使ってみた。今や希少なレンズの回転機構を持ち、フリーアングルからの撮影を楽しめるカメラだ。新搭載した手ブレ補正や最高ISO800の高感度モードが役立つ。

[永山昌克，ITmedia]

作例

焦点距離38ミリ相当になるズームのワイド側で撮影。解像感はあまり高くないが、輪郭強調が強く、印刷時の見栄えはいい

焦点距離380ミリ相当になるズームのテレ側で撮影。紫色の色ずれがところどころ見られる

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焦点距離270ミリ相当になるズーム中間位置を使い、遠近感を引き付けた構図で撮影

顔認識AFを使用。フェイスクリアー選択時は露出補正は可能だが、ホワイトバランスがオートに固定されるなど、一部の機能に制約が生じる

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光量の乏しい条件で動く被写体だったため、感度をISO800にセットし、手ブレや被写体ブレを防いだ

約200ミリ相当の焦点距離を1/30秒で手持ち撮影したが、手ブレ補正のおかげでブレずに撮ることができた

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ホワイトバランスを「電球」にセットし、空の青さを強調してみた