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ビクター、実売6000円前後のノイズキャンセルヘッドフォン
日本ビクターはノイズキャンセリングヘッドフォン「HP-NC80」を発売する。周囲の騒音を1/4にカットするほか、場所に応じてキャンセルモードの切り替えが可能だ。
日本ビクターは10月19日、ノイズキャンセリングヘッドフォン「HP-NC80」を11月1日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は6000円前後。
新製品は外部の音を内蔵マイクで集音し、逆位相の音をぶつけることで騒音を低減する逆位相型のノイズキャンセリングヘッドフォン。同社の測定では、キャンセリング回路の搭載によって周囲の騒音を約1/4に低減するという(300MHz時)。
飛行機などの騒音対策に効果的な「ワイドモード」、地下鉄などより低域の騒音対策に効果的な「ローモード」と2つの動作モードを選択できる。電源はハウジングに搭載する単四形乾電池を利用し、アルカリ電池利用時には約50時間の連続利用が行える。電池が切れても通常のヘッドフォンとして利用できる。
スタイルとしては一般的な密閉型で、30ミリ径のネオジウムドライバーユニットを搭載する。反転ハウジングを搭載した構造で片耳でのモニタリングが行えるほか、アームが頭頂部で折りたためるようになっており、可搬性も高い。
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