東芝、録画機能を強化したワンセグgigabeat
東芝はワンセグチューナーを搭載したHDD搭載ポータブルプレーヤー「gigabeat V30E」「V60E」を発売する。ワンセグ関連機能が大幅に強化され、なかでも番組予約については大幅に進歩した。
東芝 デジタルメディアネットワーク社は11月9日、ポータブルオーディオプレーヤー「gigabeat」の新製品として、HDD搭載の「gigabeat V30E」「gigabeat V60E」を11月22日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、直販サイト「Shop1048」での販売価格はgigabeat V30Eが4万9800円、gigabeat V60Eが5万9800円。
ワンセグチューナーを内蔵し、ワンセグ放送の受信と録画に対応した「gigabeat V」シリーズの新製品。音楽や動画の再生中であっても、ワンボタンでワンセグ受信モードへ切り替える「ワンセグボタン」を新搭載するなどして、ワンセグ放送の視聴機能を充実させた。視聴中に画面拡大や明るさの変更も行える。
録画機能も改良された。1週間先までの最大16件の予約録画が可能となっているほか、EPGからの予約にも対応。前モデルで問題視された、「番組録画をセットすると、その他の機能が利用できなくなる」点も改良され、予約後も各種コンテンツの再生や、番組の視聴や可能となった。
HDD容量はgigabeat V30Eが30Gバイト、gigabeat V60Eが60Gバイト。gigabeat V60Eならばワンセグ放送が約290時間録画できる。液晶ディスプレイは3.5インチ(解像度 320×320ピクセル)で、標準バッテリーでワンセグ視聴時では約7時間、動画再生時は約9時間、音楽再生時には約25時間の連続利用が行える。
再生/視聴可能なファイルフォーマットはWMA/WMA 9 Lossless/MP3/WAV/JPEG/WMV。Windows DRM10に対応しており、Napsterの提供する定額制サービスにも対応する。サイズは124(幅)×75(高さ)×19(奥行き)ミリ(V60Eは奥行き22.5ミリ)、本体重量約230グラム(V60Eは約245グラム)。
gigabeat V30Eはマットブラック/ピュアホワイト/クリムゾンレッド、gigabeat V60Eはマットブラック/ピュアホワイトのカラーバリエーションが用意される。別売オプションとしては、家庭用のF型ケーブルを接続可能にする「外部アンテナ接続ケーブル(MEVAJC10)」、音声をFMラジオへ送信する「FMトランスミッター内蔵アダプター(MEVFTA10)」が11月下旬より順次販売される。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
レビュー:ワンセグ視聴は満足、録画は不満――「gigabeat V30T」
ワンセグ放送の視聴と録画が行える東芝「gigabeat V30T」。世界初となる“ワンセグ対応HDDプレーヤー”の魅力を探ってみた。東芝、ワンセグ録画も可能なgigabeat Vシリーズ
東芝はポータブルプレーヤー「gigabeat」の新製品として、ワンセグチューナーを搭載した「gigabeat V30T」を発売する。30GバイトのHDDにはワンセグ放送の録画も可能。