スピーシーズは、同社のホームロボット「MI・RAI-RT」(ミライ・アールティー)を使った「第1回SYGSA JIMAN大会」を11月18日に開催する。ロボットを所有していなくても参加できる。
「MI・RAI-RT」は、同社が10月に発売した人型エンターテイメントロボットだ。パソコンを使ってロボットのセリフや動作(モーション)、BGMなどを容易に変更できるのが特徴。この機能を利用し、ロボットの面白い動きを競い合うというのがコンテストの主旨だ。「たとえば“サラリーマン川柳”のようなシナリオを考え、そのシナリオにあった動きを付け、MI・RAI-RTが表現する感じです。お笑いの一発ネタのよう感じかもしれません」(同社)。
テーマは「ロボット大喜利」と「自由課題」の2本立て。参加費は無料だ。大喜利の“お題”は下記の通り。なお、入賞しても座布団はもらえないが、「MI・RAI-RT」(1台)や無線ルータなどの豪華賞品が出る。
1)朝起きたら自分がロボットになっていました。その時の一言
2)近しい人に普段言えない一言を、MI・RAI-RTに代わりにしゃべってもらいましょう
3)宇宙人と初めてご対面。その時に何を話すでしょう?
4)映画俳優になりました。決め台詞を一言
5)あなたはMI・RAI-RTを好きになってしまいました。愛の告白をどうぞ
コンテストの会場は、東京・南青山にある「Life Creation Space OVE」。参加者は、大会前日までに会場に行き(要電話連絡)、エントリー作品を作成する。ロボットに触ったことのない人でも参加できるよう、会場にはインストラクターが常時待機しているほか、MI・RAI-RTの実機に触れ、動作させることもできる。
関連記事
- スピーシーズ、人型ロボット「MI・RAI-RT」を10月発売
スピーシーズは、人型エンターテイメントロボット「MI・RAI-RT」(ミライ・アールティー)を10月に発売する。“ITR”のコンシューマーバージョンという位置づけ。名付け親は、ソニー最高顧問の出井伸之氏だ。 - 「プラットフォームはできた。次はロボットの“遊び方”だ」――スピーシーズ
スピーシーズが今秋発売する人型ロボット「ITR」は、専用ソフトのダウンロードによって動作が変わる家庭用エンターテイメントロボットだ。なかなか動き出さないロボットビジネスにあって、新しい“遊び方”の提案により、市場拡大を目指している。ところで「萌えワンコンテスト」って、どんな遊びですか? - ダウンロードで機能拡張――スピーシーズが家庭用ロボット「ITR」を発表
スピーシーズは、家庭用2足歩行ロボット「ITR」を今秋発売する。ロボットに“番組”をダウンロードすると、セリフや動作のほか、声や細かい仕草まで変化。あるときは英会話の先生、あるときはダンサー、あるときはメイドロボットに……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.