ニュース
派遣社員はロボット?(2/2 ページ)
人材派遣事業を手がけるユビキタス・エクスチェンジは、ロボット派遣・紹介サービスを開始すると発表した。ロボットの名前は「ユビコ」。AC電源さえあれば24時間働けるタフな派遣社員だ。
名前 | ユビコ(ubiko) |
---|---|
身長 | 1メートル13センチ |
体重 | 約100キロ |
スリーサイズ | 非公開 |
出身地 | 福岡県北九州市 |
得意技 | インパクトのあるプレゼン |
自由度 | 頭部2軸、腕部2軸×2、走行2軸 |
移動 | 左右独立2輪駆動車輪 |
走行速度 | 時速3キロメートル以下 |
電源 | AC電源、リチウムイオン充電池(最大約5時間稼働) |
派遣の基本料金は、2時間10万5000円から応相談。別途、プログラミング費用や輸送費が発生する。「派遣の際は、まず営業担当が訪問し、説明と見積もりを提示する。要望により、ユビコを操作する専任オペレータの派遣も可能」(同社)。既に静岡県内の携帯電話ショップが年末の販促キャンペーンにユビコの採用を決めたという。
また同社では、派遣(レンタル)にくわえて紹介(販売)も行う。価格は1台あたり3000万円程度。派遣と紹介を合わせ、初年度1億円の売上げを目指すという。「2015年には人口の3割が高齢者になると言われており、近い将来の労働力減少は必至。人間にかわる労働力として、ロボットが重要性を増すことは間違いない」(同社)。
なお“レンタル”ではなく“派遣”とした理由については、「ユビコは弊社の受付業務も行うため、ある意味、社員として捉えている。また、レンタル機器よりも手軽で、親しみやすいものにしたい、という意味も込めた」と説明している。
関連記事
- 「キヨモリ」見参
テムザックの二足歩行ロボット「キヨモリ」が、弟分の家庭用留守番ロボット「ロボリア」を応援するため、日本橋高島屋に馳せ参じた。しかも江戸形山車人形と夢のコラボレーション。 - 「キヨモリ」参拝
今週のトップは、テムザックの新型2足歩行ロボット「キヨモリ」。大胆な甲冑姿と“参拝”という行為で注目を集めた。ハイテクの固まりであるロボットが、かつて遣唐使も航海の安全を祈願したという神社で二拝二拍手一拝。 - 「キヨモリ」出陣
ボット。早稲田大学高西研究室との共同開発により、さらに人間に近い歩行スタイルを実現した。 - ロボットと一緒にお買い物――テムザックとNTT Comが実証実験
テムザックとNTTコミュニケーションズは、自律動作型サービスロボットの実証実験を実施する。NTT Comの電子タグ基盤とテムザックのサービスロボットを活用。ロボットが買い物に同行し、案内役&荷物持ちになる“ショッピング支援”などを検証する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.