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第61回 RAWデータとJPEGの関係今日から始めるデジカメ撮影術(2/4 ページ)

普段はデジカメで撮った画像を「JPEG」で保存してると思う。JPEGならたくさん撮れるし、鑑賞も簡単。でもデジタル一眼レフの普及で「RAWデータ」が注目されるようになってきた。今回はそんなRAWデータの話。

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補正前

 これなんか非常にコントラストが強いシーンで、オートだとかなりアンダーに撮れてしまった。でも、RAWデータを開いて露出補正してやればこのくらいにはなる。


補正後

 撮ったあとでの露出補正するならRAWデータ、である。

 続いてのネタはホワイトバランス。

 撮った写真のホワイトバランスが想定したものとズレてたとき、JPEGだと直すのがすごく大変。今度は白熱灯の部屋でホワイトバランスを太陽光にして撮った写真をいじってみよう。

 これのRAWファイルを、RAW現像ソフトでホワイトバランスを調整してみる。

 ざっとこんな感じ。RAWデータはホワイトバランスを調整する前のデータなので、こういうのはお手の物なのだ。

 これでプラスに露出を補正してやれば、明るい部屋で気持ちよくお昼寝、という写真になる。

 もとがJPEGだとこうはいかない。JPEGだと青の成分がかなり失われてしまってるので、がんばってもこのくらいだ。

 露出補正とホワイトバランスをいじりたいとき、RAWデータは強力なのである。

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