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録画もできるワンセグチューナー、ジーフォース「G-WWT-1201B」何につなげる?(1/2 ページ)

ジーフォースが“Delight”ブランドで発売したワンセグチューナー「G-WWT-1201B」は、コンポジットビデオ端子を備えた機器であれば何でも接続できる汎用性が魅力だ。しかも内蔵メモリに録画することもできる。

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 ジーフォースが“Delight”ブランドで発売した「G-WWT-1201B」は、非常に汎用性の高い単体ワンセグチューナーだ。映像出力はコンポジット端子のため接続機器を選ばず、バッテリー駆動も可能。利用場所はユーザーのアイデア次第といえる。

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ジーフォースの「G-WWT-1201B」(2万4800円、税別)。横はCFスロット用のPHSカード。同じような形だが、サイズは違う

 外観は、艶のあるブラックとシルバーのツートンカラー。側面に伸縮可能なポールアンテナを備え、まるでコンパクトフラッシュ型のPHSカードを大きくしたようなスタイルだ。外形寸法は、69(幅)×110(奥行き)×26(高さ)ミリで、重量は約125グラム。背面には、RCAピンジャックのステレオオーディオ端子とコンポジットビデオ出力を備える。

photophoto リモコンは付属しないため、操作はすべて本体のボタンで行う。ワンセグ視聴時は、方向キーの上下がチャンネルの順送り、左右で音量のアップ/ダウン

 電源は付属のACアダプタにくわえ、リチウムイオンバッテリーを内蔵する。バッテリー駆動時間は2〜3時間と短めだが、映像入力付きのカーナビに接続すればちょっとしたドライブなどに使えそうだ。また、市販のシガーソケット用アダプタ(DC12ボルトをDC4.2ボルトに変換できるもの)も利用できる。

 内蔵アンテナは、伸ばしてみると意外に長く、40センチ程度ありそうだ。根本から取り外すこともできるが、コネクタ部は通常のRF端子よりも一回り小さく、一般的なアンテナケーブルをそのまま接続することはできなかった。ジーフォースによると、専用の外部アンテナをオプション販売(オープン価格)する予定だという。

photophoto アンテナを伸ばしたところ。内蔵アンテナは取り外し可能

 接続するテレビは「液晶3.5〜12インチ、ブラウン管は20インチ程度まで対応する」(同社)。もともと低解像度のワンセグ放送は、あまり大きな画面に表示すると画素が粗く、見にくくなってしまう。しかも同機の場合、実サイズ(320×180ピクセル)で出力するモードを持っておらず、たとえば42インチの液晶テレビに接続すると、低解像度のワンセグ画面を42インチに拡大してしまう。つまり、上記のサイズは“見やすい画面で視聴できるサイズの目安”といえるだろう。

photophoto 画面設定は「ワイド」と「フル」(サイドカット)のみ。ワンセグ放送の実解像度で表示することはできない

 もっとも、アナログ/地デジのチューナーを内蔵するテレビに同機をつなげてもあまり意味はないため、組み合わせるのは、外部入力端子付きのポータブルDVDプレーヤーやカーナビ、液晶ディスプレイ、ビデオキャプチャー機能付きのパソコンなどが中心になる。

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