ニュース
走る「ASIMO」全米デビュー:2007 International CES
「2007 International CES」2日目となる1月9日、ホンダが自社ブースで「ASIMO」のデモを披露した。国内ではすっかりお馴染みの走るASIMOだが、意外にも新型の北米遠征は初めて。
「2007 International CES」2日目の1月9日、American Honda Motor(ホンダ)が「ASIMO」のデモンストレーションを公開した。国内ではすっかりお馴染みの“走るASIMO”だが、意外にも北米遠征は初めて。集まった報道関係者を前に立派な駆け足を披露した。
今回登場したASIMOは、2005年12月に発表された「ASIMO 2005」。時速6キロメートルで走ることができるため、海外では通称“ASIMO Type R”などと呼ばれているらしい。ホンダは「インテグラ」などスポーティカーのスペシャルモデルとして“Type R”をリリースしている。
ステージでは、同社ASIMOプロジェクトリーダーのStephen Keeney氏とアシスタント・バイス・プレジデントのJeffrey Smith氏がASIMOの機能や開発の歴史を紹介したあと、早速デモンストレーションに入った。カニ歩き、片足立ち、ダンス、通常走行、旋回走行、さらに階段昇降と大サービス。なかでも集まった人たちの関心を引いたのはASIMOのバランス感覚のようで、走行や片足立ちでは大きな歓声とフラッシュの光がASIMOを包んだ。
関連記事
- ホンダ、受付やデリバリーをこなす「新型ASIMO」
本田技研工業は、2足歩行ロボット「ASIMO」の新型を発表した。各種センサーを活用し、人に合わせて行動する機能を強化するとともに、ワゴンを使った運搬機能などを追加。受付案内やデリバリーサービスを自動で行えるという。 - 2倍速い“銀ASIMO”も登場――ROBODEX2003、明日開幕
パーソナルロボット博覧会「ROBODEX2003」が、4月3日からパシフィコ横浜で開催される。一般公開に先立ち、報道関係者を対象に展示内容が公開された
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.