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ヤマハ、米クリプシュのスピーカー新ラインアップを国内発売
ヤマハは、米クリプシュの主力スピーカーである「リファレンスシリーズ」新製品を2月9日から順次発売する。ブックシェルフタイプやフロアスタンドなど4モデルをラインアップ。
ヤマハは1月25日、米クリプシュ・オーディオ・テクノロジーズ(以下クリプシュ)の主力スピーカーである「リファレンスシリーズ」新ラインアップを2月9日から順次発売すると発表した。ヤマハは2004年にクリプシュと業務提携を結び、関連会社のヤマハエレクトロニクスマーケティングを通じてクリプシュ製品を販売している。
新ラインアップは、ブックシェルフタイプの「RB-81」「RB-51」、フロアスタンドタイプの「RF-82」、およびセンタースピーカーの「RC-62」。いずれもクリプシュスピーカーの特徴であるTractrix(トラクトリクス)ホーンを搭載した2Wayバスレフ式だ。
ツィーターには、強度の高いチタン振動板を採用。RF-82/RC-62では98dB、RB-81で97dB、RB-51では92dBという能率を実現している。またウーファーには、軽量なアルミニウム振動板にセラミックコーティングを施した独自の「セラメタリックコーン」を使用。セラミックコーティングにより酸化を防ぎ、剛性を高めており、「スピード感ある歯切れのよい低音を生み出す」という。キャビネットは、内部の補強桟を改良して剛性感を向上。筐体内部の不要振動を排除することに成功したという。
そのほかの主な仕様と価格は下表の通り。
型番 | RB-81 | RB-51 | RF-82 | RC-62 |
---|---|---|---|---|
概要 | ブックシェルフタイプ | フロアスタンドタイプ | センタースピーカー | |
型式 | 2Wayバスレフ式(防磁型) | |||
インピーダンス | 8オーム | |||
最大入力 | 150ワット | 75ワット | 150ワット | 130ワット |
外形寸法(※1) | 235×483×311ミリ | 165×290×273ミリ | 241×1107×413ミリ | 597×203×318ミリ |
価格 | 6万1950円(1台) | 5万6700円(1ペア) | 9万3450円(1台) | 7万350円(1台) |
発売日 | 2月9日 | 3月上旬 |
※1:幅×高さ×奥行き
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