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06年邦画No.1の呼び声も高い感動作――「フラガール」新作DVD情報

ヘソを出して踊るなんてもってのほか、そんな保守的な大人たちの不安を尻目に少女たちがフラダンサーのプロを目指して大奮闘。常磐ハワイアンセンターの涙と笑いの誕生秘話を描いた話題作がいよいよDVD化!

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フラガール スタンダード・エディション

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 口コミ効果により、インディーズ作品としては異例の200館公開、興収16億円の大ヒットを記録。報知映画賞では最優秀作品賞と助演女優賞、ブルーリボン賞では作品賞、主演女優賞、助演女優賞、日本アカデミー賞では13部門中11部門にノミネートされた話題作「フラガール」。何と本作、温泉レジャー施設「常磐ハワイアンセンター」(現・スパリゾートハワイアンズ)誕生秘話を描いた、実話というから驚く。

 昭和40年、時代は石炭から石油へと移行し、炭鉱は次々と閉山に追い込まれていた。そんな中、福島県いわき市の炭鉱会社は起死回生プロジェクトとして、温泉を利用したレジャー施設を計画する。目玉となるのはフラダンスショー。早速、東京からフラダンスの講師として元SKDダンサー、平山まどか(松雪泰子)がやって来る。

 しかし、まどかはやる気なし。わずかに集まった紀美子(蒼井優)たちもド素人ばかり。さらに年寄りを中心とした保守的な大人たちからは半裸の衣裳はストリップ同然とみなされ、風当たりも強い。だが、会社の紀美子たちの熱意にまどかも心打たれ、やがて周囲の見る目も変わってきて……。

 娘たちと大人の対立を軸に、ほどよくまぶされた笑いも秀逸。どの世代のキャラクターもしっかりと描き込まれ、親近感と愛情を覚える。もちろん作品の最大の見どころは、過酷なレッスンに耐え、プロのフラダンサーになっていく過程。手の動きのひとつひとつに意味を持つというフラの奥深さや、蒼井、松雪の見事なダンス、やり遂げた達成感や一体感など、心地よい感動を残す。イギリス映画の「フル・モンティ」や「ブラス!」などが好きな方に特におススメだ。

 3月16日に発売されるDVDはスタンダード・エディション(3990円)とメモリアルBOX(7140円)の2バージョン。

 スタンダード・エディションには特報、予告編、TVスポット、松雪&南海キャンディーズ・しずちゃん&池津祥子&石原仁美プロデューサーらが参加したオーディオ・コメンタリーを収録。

 3枚組のメモリアルBOXは特典ディスク2枚と特製シナリオブックをセットにした豪華仕様。特典ディスク1にはダンスレッスンから撮影現場までを追った「メイキング・オブ・フラガール」、しずちゃんがフラの練習に取り組む姿に密着した「女優誕生!?しずちゃん・オブ・フラガール」、初レッスンから最終公演までを追跡した「ドキュメント・オブ・フラガールズ」、完成披露、初日舞台挨拶などを収めた「イベント・オブ・フラガール」。

 特典ディスク2には「フラガール」のモデルになった人たちのインタビューや当時の写真を紹介する「真実のフラガール」、本作の舞台となった福島県いわき市を紹介する“「フラガール」の舞台裏”、ジェイク・シマブクロのPV、ダンスシーン、フラガールズ図鑑、プレミアムムービー「小百合(しずちゃん)の恋」を収録している。

関連サイト:http://www.hula-girl.jp/index2.html(公式サイト)

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