ヤマハ、気軽にサラウンドの臨場感が味わえるAVアンプ
ヤマハはAVアンプ「DSP-AX461」「DSP-AX361」を3月上旬より販売開始する。気軽に5.1chサラウンドの臨場感が味わえるよう工夫を凝らした。
ヤマハは2月8日、気軽に5.1chサラウンドの臨場感が味わえるAVアンプの新製品「DSP-AX461」「DSP-AX361」を3月上旬より順次販売開始すると発表した。価格はDSP-AX461が5万400円、DSP-AX361が3万6750円。
新製品は初めてAVアンプを導入するユーザーにも簡単に扱えるよう、各種の機能が搭載されている。フロントパネルとリモコンにはTV/DVD/CD/ラジオの各ソースにふさわしい音場プログラム(Movie Dramatic/2ch Stereo/Straight/MUSIC ENHANCER 5ch)をプリセットした「SCENE」ボタンを装備しており、ワンボタンでマッチした音響効果を得ることができる。このボタンと音響効果の組み合わせはユーザー自身で変更することも可能だ。
同社製AVアンプの特徴である「シネマDSP」を活用した8つのサウンドプログラムを搭載。AACにも対応してるのでデジタル放送からDVD、CD、ラジオまでさまざまなソースを臨場感豊かに楽しめる。前面に入力端子(ステレオミニ)を備えており、iPodをはじめとしたポータブルプレーヤーを接続可能となっているほか、MP3やWMAなどの圧縮音源に対して高域拡張と低域強調処理を行うことで、厚みや伸びといったニュアンスを再現する「ミュージックエンハンサー」も搭載している。
上位機種の「DSP-AX461」には、DSP回路をスルー(RAMを停止)することで、より高音質なオーディオの再生を可能にする「ダイレクトステレオモード」のほか、設置場所の音響特性に応じた設定を自動的に行う視聴環境最適化システム「YPAO」(Yamaha Parametric Room Acoustic Optimizer)、同社製iPod Dock「YDS-10」用の専用コネクタなどが用意されている。全スピーカー端子に大型スクリュー式ターミナルも備えている。
両モデルの入力インタフェースはアナログ音声×7(1つはマルチチャンネルイン)、光デジタル音声×2、同軸デジタル音声×1、コンポジット映像×4、Sビデオ×3、D4×3など。フロントL/R動作時定格出力は100ワット×2ch(6Ω)。サイズは435(幅)×151(高さ)×318(奥行き)ミリ、8.1キロと奥行き寸法が短縮された省スペース設定になっており(DSP-AX361は同サイズ/8キロ)、薄型テレビ用のラックにも余裕を持って収納できる。
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