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初の“電動引き出し”冷蔵庫、日立から
日立アプライアンスは、ボタンを押すと自動的に引き出しが開く「電動引き出しルーム」を搭載した冷蔵庫「R-W5700」を2月下旬に発売する。
日立アプライアンスは2月13日、ボタンを押すと自動的に引き出しが開く「電動引き出しルーム」を搭載した冷蔵庫「R-W5700」を発表した。2月27日に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では30万円前後になる見込みだ。
173リットルの容量を持つ冷凍室下段と野菜室に「電動引き出しルーム」を搭載。引き出しの手前に付いている操作ボタンを押すだけで引き出しが開く仕組み。「従来機では、引き出す力が40ニュートンほど(従来機種のR-SF54VM)必要だったが、新製品ではボタンを押すだけのため、10分の1の4ニュートンで済む」(同社)という。
また、閉めるときも「電動クローザー」がアシスト。最後までしっかり押し込まなくても、引き出しを自動的に引き込んでくれる。なお、電動引き出しルームは設定を解除することで手動の開閉も可能だ。
庫内容量は565リットル。冷蔵室には従来モデルと同様に「かるピタドア」を採用したほか、全てのドアと引き出しに、半ドア状態が1分間続くとLEDとアラーム音で警告する「全室エコアラーム」を採用。むだな冷気漏れを防ぐことで省エネと食品の鮮度向上を図る。
外形寸法は、740(幅)×1815(高さ)×688(奥行き)ミリ。重量は約104キロ。本体色は、システムキッチンなどとの相性を考えた「ステンレスディープブラウン」を採用している。
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