ニコン、1000万画素+高感度のコンパクトデジカメ「COOLPIX P5000」
ニコンは、デジタルカメラの新製品「COOLPIX P5000」を3月16日に発売する。有効1000万画素CCDやレンズシフト式手ブレ補正機構を搭載した機能性重視モデル。
ニコンは2月20日、有効1000万画素CCDやレンズシフト式手ブレ補正機構を搭載した機能性重視のコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P5000」を発表した。価格はオープンプライスだが、店頭では4万5000円前後になる見込み。予定だ。
有効1000万画素の1/1.8型原色CCDと光学3.5倍ズームニッコールレンズ(焦点距離は36〜126mm相当)を搭載。レンズシフト方式の手ブレ補正(VR)機構と最高ISO 3200の高感度撮影でブレを抑える。同社によると、シャッタースピード1/250秒で手持ちした場合に70%の確率でブレない写真を撮る人が、手ブレ補正をオンにして撮影するとシャッタースピードを3段分上げた1/30秒でも同じ確率でブレない写真を撮影できるという。なお、ISO 3200使用時には記録画像サイズが5M(2592×1944ピクセル)以下となる。
外付けフラッシュやコンバーターレンズに対応する拡張性を備えた点も特徴だ。アクセサリーシューに同社のスピードライト「SB-400」「SB-600」「SB-800」を装着できるほか、ワイドコンバーター「WC-E67」を使用して広角24ミリ相当(35mm判換算)、テレコン「TC-E3ED」(アダプターリングUR-E20併用)で望遠378ミリ相当の撮影が可能になる。
ボディは、ブラックとシルバーの2色。フロントカバーには軽量で剛性の高いマグネシウム合金を使用している。外形寸法は、約98(幅)×64.5(高さ)×41(奥行き)ミリ。重量は、バッテリーなしの状態で約200グラム。電源にはリチウムイオンバッテリーを採用し、約250コマの撮影が可能だ。記憶メディアとしてSDカードスロットを搭載するほか、約21Mバイトの内蔵メモリも備えた。
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