薄型おしゃれボディに無線LAN搭載モデルも――ニコン「COOLPIX S50/S50c」
ニコンは、スタイリッシュな薄型コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S50」を発表した。また、同一デザインで無線LANを内蔵した「S50c」もラインアップ。いずれも4月に発売する。
ニコンは2月20日、スタイリッシュな薄型コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S50」を発表した。また、同一デザインで無線LANを内蔵した「S50c」もラインアップ。いずれも4月に発売する。価格はオープンプライス。店頭ではS50が3万5000円前後、S50cは4万円前後になる見込みだ。
持ちやすく、操作しやすい複合曲面フォルムを採用。同社ではこれを“Wave Surface Design”(ウェーブ サーフェス デザイン)と呼ぶ。外形寸法は、S50が約92.5(幅)×59(高さ)×21(厚さ)ミリ。S50cは約97.5(幅)×59(高さ)×21(厚さ)ミリ。重量はどちらも約125グラムだ(バッテリー、SDカード除く)。
撮影機能は両モデル共通で、有効720万画素の1/2.5型原色CCDに、35mm判換算で38〜114mmの光学3倍ズームニッコールレンズを組み合わせた。レンズシフト方式手ブレ補正(VR)機構やISO 1600までの高感度撮影にも対応している。
また、顔がキレイに撮れる「フェイスクリアー機能」も特徴だ。画面の中の顔を自動認識してピントを合わせる「顔認識AF」、内蔵フラッシュの赤目軽減発光・画像修正により赤目補正を行なう「アドバンスト赤目軽減」、暗く写った部分を自動補正する「D-ライティング」の3つの機能がワンタッチで設定可能。美しいポートレートが撮影できるという。このほか、15種類のシーンモードや音声付き動画の撮影機能なども備えている。
液晶モニターは、反射防止コートを施した3型TFT液晶。記録メディアとして、約13Mバイトのメモリを内蔵したほか、SDカードスロットを備える。付属のリチウムイオンバッテリーは、約130コマの撮影が可能。なお、S50cにはACアダプタが付属するが、S50は別売となる。
IEEE 802.11b/g準拠の無線LANを内蔵している「S50c」では、自宅のアクセスポイントや街のホットスポット(公衆無線LAN)から同社の「COOLPIX CONNECT」サービスにアクセスし、撮影画像の送信や公開が可能だ。「COOLPIX CONNECT」では、友人や家族の画像を共有できる「ピクチャーメール」、大量の画像を一括して送信、保管できるオンラインストレージ「ピクチャーバンク」、そして「ニコンオンラインアルバム」にパソコンなしで画像を送信する機能などが提供されている。
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